関西の美容室チェーンが開始するウェルネスプロジェクト
関西を拠点とした美容室チェーンが、創業50周年を機に新しいウェルネスプロジェクトを立ち上げることとなりました。これは「美」と「健康」をテーマとし、地域社会な取り組みを通じて新たな価値を創造することを目指しています。
1. プロジェクトの背景
当社は創業以来、オーガニック商品を中心に、顧客や環境への配慮を忘れずに事業を展開してきました。しかし、少子高齢化の進展に伴う医療費や介護費用の高騰、さらには新型コロナウイルスの影響で、健康への意識が大きく変わりつつあります。特に関西地域における健康寿命の推移は、全国平均と比べて低いことが分かっています。そのため地域の健康を改善する可能性を探り、このウェルネスプロジェクトを始めるに至りました。
2. 顧客との信頼関係強化がカギ
当社の強みは、顧客とのLTV(ライフタイムバリュー)が非常に長い点と、リアルなコミュニケーションを通じて築かれた信頼関係です。この資産を生かしながら、健康に関する新たな提案を行っていくことで、地域の健康課題に対処できると考えています。
3. 新しい「いこらぼ(毛髪栄養検査)」とは
このプロジェクトの目玉は「いこらぼ」、いわゆる毛髪栄養検査です。アメリカで40年以上にわたり利用されているこの検査方法は、細胞レベルの変化を捉えることで、病気の前段階における予防を目指しています。日本でも医療現場で20年前から導入されており、信頼性の高い手法として知られています。
本検査では、肌や髪の健康だけでなく、体に必要不可欠なミネラルの不足や有害ミネラルの蓄積状況を把握することができます。特に、現代の日本人にとって不足が多いとされるミネラルを中心に、生活習慣を見直す重要性を提案します。
検査内容
- - 必須ミネラル12元素: ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウムなど
- - 有害ミネラル5元素: カドミウム、水銀、鉛など
4. ウェルネスサロンへの進化
当社のサービスは、美容施術だけでなく、顧客の健康情報を基にしたアドバイスへと進化します。妊婦やプレママには有害ミネラルを減らすためのデトックス指導、また子どもがいる家庭では必要な栄養素を提案していきます。データによると、コロナ禍で子どもの栄養バランスが崩れ、「カルシウム」の不足が深刻化しているとのことです。
このように、当社は「髪」や「肌」だけでなく、生活の質を向上させるための「ミネラル」にも目を向け、より健康を意識したウェルネスサロンへと変貌を遂げていきます。
5. 地域に密着したサービスへ
関西地域は、カルシウムやマグネシウム、亜鉛が特に不足しています。特性を考慮し、岡山や福岡、鹿児島など他地域でも、顧客ごとに最適なサービスを提供し、地域に根ざしたウェルネスサロンを目指していきます。
会社情報
- - 株式会社ジェイエムダブル(J.M.W corporation)
- - 所在地:〒563-0058 大阪府池田市栄本町11番12号
- - 代表取締役社長:竹歳 明
- - 創業:1973年5月29日
- - 資本金:5,000万円
- - 会社URL:https://jmwg.jp/
- - 事業内容:理容室、美容室、ネイルサロンなどの経営とサポート、美容アカデミーの運営、美容商品の販売