スケーターとキッズドアが手を組む『つなぐランチプロジェクト』
2023年、認定NPO法人キッズドアとスケーター株式会社が新たな連携を発表しました。両者は「つなぐランチプロジェクト」をスタートし、経済的に困難な状況にある子どもたちへの支援を目指します。このプロジェクトでは、スケーターが企画・製造するオリジナルデザインの弁当箱が対象商品となり、その売上の一部がキッズドアに寄付され、さまざまな支援活動に活用される予定です。
プロジェクトの背景と目的
日本国内では、生活困難な家庭の子どもたちが多数存在します。経済的な理由から豊かな教育環境を得られない彼らへの支援を強化することが求められています。このプロジェクトは単なる寄付活動ではなく、企業の本業を通じて持続的に支援を行う新しい形です。
スケーターの代表取締役社長、鴻池総一郎氏は「毎日の暮らしをもっと楽しく、もっと豊かに」という企業コンセプトを掲げ、家庭用商品を扱っている企業としてこのプロジェクトに取り組むことは当然の使命であると述べています。
対象商品と販売情報
このプロジェクトに参加する対象商品は、スケーターの最新のオリジナル弁当箱51アイテムです。そして、2025年12月22日から全国の量販店やオンラインショップでの発売が予定されています。部活動や日々の給食用として、多様なデザインが展開される予定で、毎日使いたくなるような魅力的な商品が揃います。
キッズドアの活動について
キッズドアは2009年に設立されたNPO法人で、これまで日本の子どもの貧困問題の解決に向けた様々な取り組みを行ってきました。困窮家庭の子どもたちに対して無償の学習支援や、居場所づくり、生活支援を実施し、特にコロナ禍での支援活動には力を入れています。彼らの活動は東京都内だけでなく、宮城県や神戸市にも広がっています。
このような活動の背後には、理事長の渡辺由美子氏の強い信念があり、政府の活動にも積極的に参画し、社会的孤立や貧困に立ち向かうための政策への提言も行っています。
今後の展望
『つなぐランチプロジェクト』を通して、スケーターとキッズドアが連携することで、より多くの子どもたちに光をもたらすことが期待されています。両者の共同作業は、単に消費者の購買行動を促すだけでなく、社会的課題の解決に向けたモデルケースともなり得るでしょう。
私たち一人一人が、この活動を知り、参加することで、経済的困難に立ち向かう子どもたちの支援に繋がるのです。今後の展開にも、ぜひ注目していきたいところです。