大阪保健医療大学で学ぶ、言語と聴覚に関する公開講座

大阪保健医療大学、公開講座の開催

2024年度に、言語聴覚専攻科が主催するシリーズ公開講座「ことばと聴こえを科学する」が、大阪保健医療大学で開催されます。この講座では、言語と聴覚に関連するテーマで全3回の講演が行われ、多様な視点からの知識を提供します。

講座の概要

この公開講座では、大学の教員やゲストスピーカー、臨床現場で活躍中の修了生らが講師となり、コミュニケーションの基本である「ことば」と「聴こえ」の側面からさまざまな知識を深めていきます。講座は全3回にわたって実施され、参加は無料ですが事前予約が推奨されています。

第1回「基礎から学ぶ発音のしくみ」

最初の開催は2024年11月16日（土）に行われます。ここでは、松井理直教授と川畑武義助教がそれぞれの専門知識をもとに、子どもの発音を育てる方法や音声学の視点からの発音の仕組みについて解説します。特に幼児期や児童期における発音に関する悩みを共有し、言語聴覚士の役割について具体的な指導方法を学ぶことができます。

次回以降の講座内容

続く第2回は12月15日（日）に開催され、聴覚障害とその対処法、補聴器の使い方についての情報提供が行われます。第三回は2025年2月22日（土）に「言語聴覚士の仕事」というテーマで、現役の言語聴覚士による臨床のリアルな声が届けられます。

参加対象者

この講座は、小学校教員や保育士、音声学や言語学に興味のある大学生、また子どもの発達や言語聴覚士としての進路を考える方々に特におすすめです。興味のある方は誰でも参加可能なので、幅広い方々の参加をお待ちしています。

講座参加の流れ

事前予約はお申し込みフォームから行えるほか、当日参加も可能です。参加定員は150名で、アクセスは各交通機関から徒歩圏内に位置する本学が便利です。

公開講座を通じて、言語聴覚士の専門性やその重要性を深く理解するチャンスです。ぜひ、多くの方にご参加いただきたいと思います。これを機に、言語やコミュニケーションの世界に触れてみてはいかがでしょうか。