デンマーク発のスポーツブランドhummel(ヒュンメル)は、2015年から平和をテーマにしたユニフォーム「ピースユニフォーム」を展開し、今年で10周年を迎えました。
ヒュンメルは、企業やブランドのロゴを胸に入れたオリジナルピースシャツの受注生産をスタートさせました。この取り組みは、スポーツを通して平和へのメッセージを発信し続けるヒュンメルの想いを、より多くの人に共有してもらうことを目的としています。
オリジナルピースシャツは、10枚セットで販売され、売上の20%が広島県サッカー協会に寄付されます。寄付金は、毎年8月に開催されるピースマッチにおける平和学習などに活用される予定です。
シャツのデザインは、折り鶴を連ねた幾何学パターンをベースに、タグラインである『SHARE THE PEACE』を平和を象徴する鳩に託したデザインです。被爆した8月6日を胸と背に入れ、背中には原爆ドームも配置されています。
企業やブランドは、オリジナルピースシャツに自社のロゴを入れることで、平和へのメッセージを共有できます。ロゴは2パターンのレイアウト方法があり、ロゴのみを入れるか、白の台紙の上にロゴを置くかを選択できます。
予約はヒュンメル公式オンラインストア限定で、7月31日まで受け付けています。商品はデザイン決定後、およそ45日後に発送予定です。
ヒュンメルは、この取り組みを通して、スポーツの力で平和への意識を高め、より良い未来を創造することを目指しています。
ヒュンメルのピースシャツ販売は、単なる商品販売ではなく、平和へのメッセージを込めた社会貢献活動と言えるでしょう。売上の一部を広島県サッカー協会に寄付することで、平和学習を支援し、次世代へと平和の大切さを伝えていくという素晴らしい試みです。
企業やブランドがオリジナルピースシャツにロゴを入れることで、自社の理念や価値観を表現し、社会貢献活動への参加を表明できます。これは、企業にとって新たなブランディング戦略となり、消費者の共感を呼ぶ可能性も秘めています。
ヒュンメルは、スポーツを通じて平和を訴える活動に長年取り組んできました。今回のピースシャツ販売は、その活動をさらに進化させたものであり、スポーツの持つ力と平和への願いを体現しています。
この取り組みが、多くの人々に平和への意識を高め、より平和な社会の実現に貢献することを期待します。