東京都のスタートアップ発表会で公共調達の革新が進む

東京都で開催されるファーストカスタマー・アライアンス事業説明会

2026年1月15日、東京都は「ファーストカスタマー・アライアンス」に基づく事業説明会を開催します。この会議は、スタートアップと自治体の連携を深め、公共調達という新たな販路を切り開くことを目的としています。

今説明会に登壇するのは、女性の活躍を支援する「エール株式会社」です。この企業は、女性のキャリア形成や再就職、起業を支援するオンラインスクール「Aile Academy」を運営しています。そして、同社は2025年12月版の認定事例一覧で女性活躍・人財育成分野のソリューションとして評価されており、今回の説明会ではその取り組みを広く紹介することになります。

事業説明会の目的

説明会では、全国の自治体の職員に加え、地域企業や金融機関、支援機関など、スタートアップを支援する関係者を対象に、同事業の詳しい内容やメリットを説明します。特に注目すべきは、女性活躍や地域創生、雇用創出といった社会課題を解決するために、スタートアップの製品やサービスが公共調達に活用できるという点です。

「ファーストカスタマー・アライアンス」は、競争入札なしに自治体がスタートアップの新製品や新サービスを調達することを可能にする仕組みです。これによって、スタートアップの事業成長を促進し、地方自治体の課題解決に繋がることが期待されています。

エール株式会社の取り組み

エール株式会社は、特に女性の活躍を支えるために様々な施策を打ち出しています。その一環として運営される「Aile Academy」は、女性のために設計されたオンラインスクールで、地域創生や雇用創出を目的としています。このプログラムは全国どこからでもアクセスでき、就職支援やリーダー育成、複業・起業支援などを包括的に提供しています。

同社はこれまでにも、東京都産業労働局との協働や、さまざまな地方自治体での実績を持っており、女性の仕事と家庭の両立を目指す施策として高い評価を得ています。エール株式会社は、女性活躍推進のモデルケースとして今後の更なる成長を目指しています。