近畿地域の企業が描く、現場主導の組織改革とDX推進の可能性とは

近畿地域企業の挑戦を知るイベント「全国ワークスタイル変革大賞2025 近畿大会」

2025年10月31日（金）、大阪市にあるインテックス大阪にて「全国ワークスタイル変革大賞2025 近畿大会」が開催されます。このイベントでは、ダイハツ工業や大阪ガス、さらにはその他の地元企業6社が集結し、現場主導の組織改革やDX（デジタルトランスフォーメーション）推進の実例を紹介します。

現場とともに進める改革の必要性

日本国内では、「DX推進」や「組織改革」を掲げる企業が増えていますが、現場では「何を始めればよいのか分からない」といった声が聞かれます。このような課題に対処するために、今回の「全国ワークスタイル変革大賞2025 近畿大会」が企画されました。単に成功事例を語るのではなく、リアルな現場での試行錯誤や失敗を含む具体的なプロセスが共有されることで、参加者は自社に応じた実践的なヒントを得ることができるのです。

登壇企業とそのテーマ

本大会には、各企業の多様な取り組みが紹介されます。

- ダイハツ工業の太古無限氏は、「現場主導のDX推進による業務効率化」について語ります。ここでは、業務をデジタル化する際にどのように現場の意見を取り入れるか、その実践事例が示されます。
- 大阪ガスの出光啓祐氏は、「6,000人の組織風土を変える変革の土台づくり」をテーマに、自社の成功事例を基にした組織変革の手法を紹介します。
- 株式会社中川の中川雅也氏の発表は、働き方改革とWell-beingを中心に、林業DXについての新たな視点を提供するとのことです。
- 株式会社ノベルワークスの下村佳穂氏は、組織づくりにおける「原体験」からの10年間の挑戦を語り、柔軟な働き方の重要性を訴えます。
- ディフロンティア株式会社の森田義一氏は、生成AIを用いた安心なフリーランス社会の実現についての提言を行います。
- ダイドーグループホールディングスの江村央人氏は、「現場が主役！」という視点で、DXエバンジェリストによる自走型ワークスタイルの変革に焦点を当てます。