講演会向けハイブリッド投票システムの登場
木村情報技術株式会社は、ICブレインズと共同で新しい『講演会向けハイブリッド投票システム』を発表しました。2025年10月からこのシステムの提供が開始され、製薬企業が開催する講演会において、参加者の意見をリアルタイムで集約し、双方向のコミュニケーションを促進させることが期待されています。
システムの特徴
本システムは、リアル会場に集まる参加者が専用の端末(アンサーパッド)を使用して投票する一方、オンライン参加者はWEBを通じて投票できます。これまで、一方の方式に依存することが一般的でしたが、今回のシステムでは双方の投票結果をリアルタイムで合算し、表示することが可能となります。このことにより、講演会における一体感が高まり、参加者の意見が即座にフィードバックされる仕組みが整います。
なぜハイブリッド投票が必要なのか
昨今、ハイブリッド型の講演会が増加している中で、参加者からは「リアル会場でのWEB投票は回答率が伸び悩む」「専用端末の簡単な投票で投票率を向上したい」といった声が多く寄せられていました。これを受けて、木村情報技術とICブレインズはそれぞれの得意分野を活かして、両方の投票システムを融合させた結果、今回のハイブリッド投票システムが誕生しました。
システムの運用実績
ハイブリッド投票システムは、すでに複数の講演会で試験的に導入されており、安定した運用実績を積んでいます。おそらく、10月から正式に提供をスタートすると、全国の講演会やセミナーでの導入が進むことでしょう。参加者に対して“一体感とインパクト”を与える体験型の講演会を実現することを目的としています。
利用シーンの具体例
このシステムは、例えば以下のようなシーンで効果的に利用されます:
- - 進行役が受講者に質問を投げかけた際、リアルタイムで投票を行い、結果を即座にグラフに表示
- - 理解度や意識を可視化しながら進行
- - 挙手の数を瞬時にカウントし、画面に表示することで進行効率を向上させる
今後の展開
今後は、講演会だけでなく、Zoomウェビナーなどの多様な利用シーンに対応し、より多くの企業様にとって便利なコミュニケーションツールとしての展望を描いています。当システムの提供とサポートは、木村情報技術が行いますので、導入を検討される企業様はお気軽に問い合わせてください。
お問い合わせ情報
木村情報技術は、AI技術の活用やイベントの運営支援など幅広いサービスを展開しています。また、ICブレインズは20年以上の実績を持ち、講演会や教育分野において信頼を得ています。日本の講演会の未来を変える新しいシステムに多くの期待が寄せられています。