賃貸不動産業界に革新をもたらす「キマルーム更新管理」の進化

株式会社キマルームは、賃貸借契約の更新業務を効率化するためのDXツール「キマルーム更新管理」を名称変更し、新たな価格体系とキャンペーンを発表しました。これにより、2025年11月から月額基本料が2ヶ月無料になるキャンペーンも実施され、より多くの不動産会社がデジタル活用に踏み出すことを目指しています。

名称変更と価格改定の背景

キマルームは2022年11月にサービスを提供開始し、賃貸の更新管理業務に特化したクラウドサービスとして登場しましたが、入居時の電子申込や契約が普及する一方、契約更新に関するDXは遅れをとっていました。この状況を打破するため、名称を「キマルーム PM」から「キマルーム更新管理」に変更し、導入しやすい価格設定を行うことになりました。

新料金は初期費用が0円から始まり、月額基本料が15,000円からと、コスト面でも大幅な見直しがされたのです。さらに、一定以上の更新件数が想定される場合には個別見積も行うとのこと。

キャンペーンの内容

このキャンペーンは2025年11月4日から2026年3月31日までの申し込みに対して、月額基本料が2ヶ月間無料となるというものです。無料期間を経た3ヶ月目以降は通常料金に戻ることになりますが、初期費用と合わせて利用しやすさが向上しています。

「キマルーム更新管理」の機能と特長

「キマルーム更新管理」は、賃貸借契約の更新業務に特化したDXツールで、多くの便利な機能を搭載しています。具体的には、電子メールやSMSで更新の案内を一斉送信でき、開封状況を確認することも可能です。また、契約者からの最新情報（勤務先など）を容易に獲得できる機能も備えています。

契約者とのコミュニケーションをスムーズに行うためのチャット機能があり、電話対応を減らし、業務の効率化を図っています。さらに、更新料の通知やクレジットカード、コンビニ決済の機能もあり、より利便性を高めています。

契約書類は自動で生成され、電子契約が可能なため、郵送コストや封入にかかる時間を大幅に削減することも実現しています。