創刊120周年を迎えた『婦人画報』の特別号
1905年の創刊以来、多くの読者に愛されてきた『婦人画報』は、2025年の7月号にあたる今号をもって創刊120周年を祝います。この特別号は、従来の「美」と「知」をテーマにした記事だけでなく、特集として日本の誇る工芸品やその作り手を深く掘り下げた内容となっています。
特集内容:工芸への愛着
今回の特集「みんなの「工芸」120」は、全120組の工芸作家たちの特集です。これまで様々な形で紹介されてきた日本の工芸ですが、本号ではそれらをさらに発展させ、日常に取り入れられる具体的な作品まで掘り下げています。特に、地域に根付いた手仕事や、新進気鋭の作家たちの作品に触れることで、多くの人が「工芸」の魅力を再認識するでしょう。
本特集を通じて、私たちはただ見るだけでなく、実際に購入し、日々の生活に取り入れて楽しむことができることを提案します。読者が自らの手で選び取った一品が、暮らしに温かな光をもたらすことを願っています。
限定販売のお取り寄せ企画
また、『婦人画報』の特別企画として、「婦人画報のお取り寄せ」から、人気作家の作品を数量限定で販売します。これは創刊120周年を記念したもので、特別に制作された工芸品を通じて美しさを感じていただける機会です。この機会を逃さず、独自の視点で選ばれた逸品を楽しんでみてはいかがでしょうか。
特別なストーリー
今回は、特別なストーリーも掲載されます。『婦人画報』初代編集長である国木田独歩の特集も実施します。彼はただの文豪ではなく、明治期においても斬新な編集者でした。その功績を振り返りながら、彼の熱意が今も生き続けるこの雑誌にどう影響を与えたのかを探ります。
さらに、人気連載の「しばい絵日記」を連載する市川染五郎さんの20歳を祝う内容も収載され、新たな成長と未来への夢が語られます。様々な背景を持つ人々の物語が交差し、読者を魅了することでしょう。
創刊120周年記念企画
120周年特別号としては、通常版と増刊特別版が同時に発売されます。増刊版では、創刊編集長である国木田独歩の玄孫である国木田彩良さんが表紙を飾るなど、世代を超えた連携も感じられます。この特別号を手に取ることで、歴史を感じ、美しさを再発見できるのは間違いありません。
定期購読キャンペーン実施中
また、6月号に向けて定期購読キャンペーンも実施中です。特別定期購読に申し込むことで、送料無料で新刊が毎月手元に届くという特典もあります。興味のある方は、ぜひこの機会に定期購読を検討してください。
まとめ
『婦人画報』は、その120年の歴史の中で常に「美」と「知」を追求し続けてきました。今回の特別号を通じて読者の皆さまに感謝の意を表するとともに、引き続き新たな時代の美しさを探求し、共有していくことへの決意を新たにしています。ぜひ、特別号を手に取り、自身の暮らしに美を取り入れてみてはいかがでしょうか。