品川区、ふるさと納税に新たな体験型返礼品
品川区は近日中に、ふるさと納税の返礼品に「しながわ秋の運河花火まつり」と「しながわシティラン2026」の体験型商品を追加しました。この取り組みは、地域の魅力をより多くの人々に伝え、品川区を支援するための新しい方策の一環とされています。
しながわ秋の運河花火まつりとは
2025年10月11日(土)に開催予定の「しながわ秋の運河花火まつり」は、天王洲アイルという水辺に囲まれたユニークなロケーションで行われる都市型の花火大会です。打ち上げ場所と観覧エリアの距離が非常に近く、来場者は迫力ある花火の音響と視覚を直に体感することができます。また、水面に映し出される花火の美しさも楽しむことができ、地域住民やスタッフの手作り感あふれる温かい雰囲気もこの祭りの魅力の一つです。
開催日には、昼間から地域の出店や大道芸なども行われ、花火だけではなく、一日を通して地域の文化に触れることができる機会となっています。
返礼品の詳細
- - しながわ秋の運河花火まつり花火観覧席ペアチケット(寄付額:3万4,000円)
特等席の観覧エリアで、ゆったりとした時間を楽しむことができます。
厳選した食材を使用したコース料理とともに、ドリンク飲み放題がセットになった特別な体験ができます。
それぞれの返礼品は、品川区のふるさと納税特設サイトおよび他のポータルサイトから申し込むことが可能です。
しながわシティラン2026の魅力
来年の3月8日(日)には、2回目の「しながわシティラン2026」が開催されます。今回のふるさと納税には、10kmコースの走行権が追加され、ランナーの参加を募ります。スタート地点はしながわ区民公園で、ゴールは大井競馬場という特設コースで展開されます。
このコースでは旧東海道や天王洲アイルを通り、京浜運河沿いを走ることができ、品川区の歴史や美しい水辺の景色を楽しみながら走ることができます。地域の魅力を感じつつ、健康の促進にも寄与するイベントです。こちらもふるさと納税の返礼品として提供され、寄付は9月1日から受け付けが始まります。
品川区のふるさと納税の現状
最近、ふるさと納税による品川区の住民税減収額が年々増加しており、令和7年度では約59.6億円に達しました。この減収額は、行政サービスを提供するための大切な財源が減ることを意味しており、地域住民への影響が懸念されます。
品川区は、この問題に対処するため、国に対してふるさと納税制度の見直しを求めているほか、地域資源を利用した新たな返礼品の開発にも力を入れています。地元企業との連携によって、魅力的な返礼品を増やし、地域を元気にする取り組みを進める意向を示しています。
ふるさと納税で地域を応援しよう
品川区のふるさと納税は、地域の活性化に貢献すると同時に、ユニークな体験を提供するチャンスでもあります。ぜひ、ふるさと納税を通じて品川区を応援し、新たな体験を楽しんでみてください。
品川区ふるさと納税特設サイトはこちらにアクセスして、各返礼品の詳細をご確認ください。