オヤジエプロンの挑戦
2017-11-15 10:20:01

新たな家事の風潮を創る!オヤジエプロンプロジェクト始動

日本における家族介護の現場では、男性介護者が増加傾向にあります。現在、100万人以上の男性が家族の介護を担っており、彼らの存在はますます身近なものとなっています。しかし、男性介護者の多くは、介護だけでなく家事にも苦しんでいることが、あまり知られていません。このような状況を踏まえ、株式会社Sydecasが新たに立ち上げたのが「オヤジエプロンプロジェクト」です。

このプロジェクトは、「ユニユルク」ブランドの4WAYメンズエプロンを通じて、男性介護者が抱える家事の負担を軽減し、思わず身に着けたくなるエプロンを徴介することを目的としています。特に、定年後の中高年男性を対象に、家族から「見せたくなるエプロン」を贈ることで、家庭内での役割を促進し、家事を学ぶ機会を提供することを意図しています。

この「4WAYメンズエプロン」は、デザイン面でも機能面でも高いクオリティを実現しています。60歳以上の女性たちからなるデザインチーム「KAKOGAWAミシンラボ」が設計を担当し、日常の使い勝手やメンテナンスの容易さにこだわっています。また、播州織の老舗「大城戸織布」が製作したオリジナルリバーシブル生地も使用されており、デニムのような耐久性と柔軟性が特徴です。これらの特長により、エプロンは洗濯しても型崩れしづらく、長く愛用できるアイテムとなっています。

さらに、このプロジェクトでは、エプロンを通じて男性が料理を楽しむきっかけを提供するため、「≪ユニユルク≫1day メンズキッチン」というイベントも計画されています。このイベントは、料理教室を通じて男性が自信を持って料理を学び、家族に自慢できる料理を作れるようになることを目指しています。来年春から本格的に開催予定で、事前に行われる単発イベントには、特別なメニューが提供される予定です。

また、プロジェクトの一環として、SNSで「#オヤジエプロン」というキャンペーンも展開され、エプロンをつけた男性のポジティブな日常が発信されていきます。これにより、エプロンを身に着けることへの社会的な価値観を促進し、男性介護者が家事に参加することの重要性を広めていく狙いがあります。

「オヤジエプロンプロジェクト」は、家庭内での男性の役割を再定義し、社会全体に新たな風を吹き込む試みです。男性介護者にとって、これまでとは異なる家族との関わり方を提案し、家事を楽しいものに変えていくこの取り組みに注目が集まっています。

会社情報

会社名
株式会社Sydecas
住所
兵庫県神戸市中央区浪花町56番地 KiP内
電話番号

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