入江泰𠮷記念写真賞
2025-11-10 15:48:51

第六回入江泰𠮷記念写真賞とPHOTO CONTEST受賞者の発表

奈良市での写真コンテストの発表



令和7年11月10日、奈良市は『第六回入江泰𠮷記念写真賞』と『第六回ならPHOTO CONTEST』の受賞者を発表しました。このイベントは、写真文化を広め次世代の写真家を発掘するために、奈良市が2年ごとに開催しています。

受賞作品の概要



今回のコンテストでは、入江泰𠮷記念写真賞には98作品、ならPHOTO CONTESTには372作品が寄せられました。入江泰𠮷記念写真賞の受賞者は中古 樹さんの「路傍の光」で、作品は82枚組で構成されています。この受賞作品は、2024年に行われる授賞式の後に奈良市写真美術館で展覧会として展示される予定です。

コンテストの特徴



今年からコンテストのエントリーがオンラインに切り替わり、作品データをウェブ上で提出する新しい方式が導入されました。その結果、入江泰𠮷記念写真賞の応募数は前回65作品から約1.6倍の増加を見せ、参加者たちの熱意がうかがえます。特に注目すべきは、ならPHOTO CONTESTの応募者の平均年齢が10歳若返ったことです。

入江泰𠮷記念写真賞の評価



審査員たちは、作品の多様性や完成度の高さに感心し、特に作品群を組むことの重要性を強調しました。今回の受賞作は、自然や風景、ポートレートに至るまで多彩な表現が目を引き、応募者の情熱が伝わってきました。また、作品の視点やテーマの重要性も再認識されました。

例えば、受賞者の中古 樹さんは、個人の感情や風景との関わりを通して、他者に向けた普遍的なメッセージを届けています。彼の作品「路傍の光」は、彼自身の思索をもとにした表現であり、日常の中の特別な瞬間を捉えたものとして評価されています。

ならPHOTO CONTESTの受賞者



一方、ならPHOTO CONTESTでは、鹿や名所、伝統行事など、奈良のさまざまな魅力を捉えた作品が多く応募されました。なら賞には笠井忠さんの「若草山焼きの日」が選ばれ、この作品は奈良の夜景と山焼きを美しく組み合わせて表現しています。

審査員たちは、各作品から奈良への深い愛情や敬意が感じられたと述べています。「若草山焼きの日」は、その中でも特に印象的であり、新しい視点で奈良を捉えた作品として賞賛されています。

今後の展望



入江泰𠮷記念写真賞とならPHOTO CONTESTの応募作品は、今後も奈良の写真文化をさらに深めるための重要なステップとなるでしょう。これらのコンテストを通じて、地域の魅力を発信し、新しい才能を見出すことが期待されています。さらなる作品が、奈良市やその他の地域での写真展や文化イベントで紹介されることを期待しています。

新たな才能の発掘と写真文化の振興を目的としたこのコンテストは、今後も地域における重要なイベントとして定着することが見込まれます。この機会に奈良市を訪れ、受賞作品を楽しむのも良いでしょう。


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会社情報

会社名
奈良市役所
住所
奈良県奈良市二条大路南一丁目1番1号
電話番号
0742-34-4710

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