カナダ視察団静岡訪問
2025-10-28 14:02:35

カナダの視察団が静岡で最新木材製品技術を探る

カナダ国立研究機構・視察団が静岡県富士市に来訪



2025年11月12日、カナダ国立研究機構(NRC)とケベック木材製品輸出振興会(QWEB)の視察団が、日本の建築産業における新たな技術やデザインを探求するため、静岡県富士市に位置するフィリックスの工場を訪れることが決まった。訪問は国際的な住宅関連企業の技術交流を促進する一環として行われる。

視察の目的とスケジュール



この視察のメインの目的は、日本における2x4住宅の製造プロセスを学び、特にパネル化やモジュール化といった先進的な技術に焦点を当てた情報交換を行うことだ。視察団は、5日間にわたり日本国内の8つの企業を訪問し、設計部門と工場との連携に関しても意見を交わす予定である。

フィリックスの工場訪問は2025年11月12日の午後に予定されており、各工場における視察タイムテーブルは次の通りだ:
  • - 13:00~13:20 富士第二工場(加工工程)
  • - 13:25~13:55 富士第一工場(組立工程)
  • - 14:10~15:00 富士開発工場(FELIX工法7.0)

フィリックス株式会社とその強み



フィリックス株式会社は、土地の仕入れから設計、木材調達、プレカット製造、さらには建材の流通や建築・販売・賃貸管理までを一貫して行うアパート・ハウスメーカーである。企業の成長を支える強固な連携体制により、クライアントに対しワンストップでサービスを提供できる点が最大の強みだ。

フィリックスは2008年に清掃・リフォーム業としてスタートし、2018年に現在の商号に改名。近年では投資用新築アパート事業へと本格参入し、2025年には東海エリアでの年間完工戸数No.1を達成した。さらにプレカット事業では日本初の製造工法の特許取得にも挑んでおり、国内外での競争力を高めている。

視察団のメンバーと未来への期待



今回の視察団には、カナダの著名な建材企業が参加し、それぞれが持つ革新的な建築技術やエンジニアリングソリューションを日本市場に向けて発信することが期待されている。Coalition Construction、MobilFab、Habitat Constructionなど、訪問予定の企業はそれぞれ独自の技術を有しており、日本市場との相互交流を通じて今後のビジネスチャンスを探ることになる。特にカナダのモジュール建築に関する知見は、日本の建築業界に新たな風を吹き込む可能性が高い。

このような視察を通じて、カナダと日本の木材関連企業間の関係がさらに深まり、両国の技術革新が加速することが期待される。フィリックスの次なる一歩が、国際的な舞台での競争力を一層高めるきっかけとなる。

企業情報



フィリックスの詳細や、新商品「FELIX工法7.0」についての情報は、公式サイトを参照されたい。未来に向けた新たな価値創造を目指すフィリックスの挑戦は、今後も続いていくであろう。


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会社情報

会社名
フィリックス株式会社
住所
愛知県名古屋市中村区名駅1丁目1-1JPタワー名古屋15階
電話番号

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