脱炭素経営の未来を見据えたセミナーのご案内
2025年7月7日、株式会社日本計画研究所(JPI)が主催するセミナーが開催されます。テーマは「脱炭素経営に向けた環境省の最新政策と支援策」ですが、これは企業にとっての重要なポイントを押さえる絶好の機会です。本セミナーでは、環境省地球環境局の専門家、水谷嘉敬氏と佐野勇介氏が講師を務め、最新の政策や経営への影響を明らかにします。
セミナーの概要
本セミナーは、まず環境省の新たな削減目標(NDC)について触れます。この目标は、2035年度に2013年度比で60%の削減を目指し、2040年度には73%削減に至るものです。これにより、日本の環境政策が今後どのように進展するのか予測する手助けとなります。
特に注目されるのは、企業活動に対するCO2排出削減の要求が高まっていることです。昨今では大企業のみならず中堅・中小企業にもScope3削減やサプライヤーエンゲージメントが重視されています。これに伴い、多岐にわたる情報開示が求められるようになり、企業はその準備を怠ることができません。
セミナーの内容
セミナーは以下の講義項目に沿って進められます:
1. カーボンニュートラルの国際的な潮流
2. 次期削減目標(NDC)と地球温暖化対策計画
3. サステナビリティ情報開示とScope3算定の動向
4. バリューチェーン全体の脱炭素化(モデル事業)
- サプライヤーエンゲージメント
- 製品・サービスのカーボンフットプリント(CFP)
- 地域ぐるみでの脱炭素経営支援体制構築
5. 新たな潮流としての生物多様性とのシナジー
6. 受講者からの質疑応答
7. 名刺交換・交流会
これらの講義を通じて、参加者は最新の脱炭素政策について学ぶだけでなく、他の受講者や講師とのネットワークを構築するチャンスも得られます。特に名刺交換や交流会は、新たなビジネスの創出や人的ネットワークの拡大において大変有用です。
受講方法と料金
受講方法は、会場受講、ライブ配信、アーカイブ配信から選べます。受講料は1名あたり37,680円(税込)ですが、特典として同社からの1名同行が可能です(事前登録要)。地方公共団体に所属する方には、特別料金の設定もあります。
セミナーを通じての目的
本セミナーは、脱炭素化という社会的課題に対して、企業がどのように対応し、経営戦略を構築するかを考える場となります。また、アーカイブ配信が行われるため、参加できなかった場合でも後日視聴することができます。
環境に優しい経営を実現するための第一歩として、ぜひご参加いただきたく思います。登録手続きは公式サイトから行えますので、興味のある方はお早めにお申し込みください。