サンリオとBrave groupが資本業務提携
2024年9月6日、株式会社サンリオと株式会社Brave groupは、資本業務提携契約を正式に締結しました。この提携により、二社はそれぞれの持つIP(知的財産)を活用して、グローバル化とバーチャル領域での事業拡大を目指します。
提携の背景
サンリオは「みんななかよく」という理念を掲げ、エンターテインメント事業をグローバルに展開しています。特に近年ではデジタル領域の重要性が増しており、これを通じて多くの人々に幸せを届けることを重視しています。一方、Brave groupは「80億の心をうちぬけ」というミッションのもと、VTuber事業などに取り組み、国内外に多くの事業を展開しています。両社の特性を生かして、さらなる市場拡大を実現しようというのがこの提携の狙いです。
提携の内容
今回のパートナーシップには以下のような主な業務提携内容が含まれています:
1.
デジタルプラットフォームサービスの連携
サンリオが運営する創作プラットフォーム「Charaforio」やバーチャルイベント「SANRIO Virtual Festival」との統合。
2.
Brave groupが運営するVTuberとの連携
国内外でのVTuber事業の拡大。
3.
IPコラボレーション事業の推進
両社が持つIPを利用した商品の企画や販売を進める。
代表者のコメント
株式会社サンリオ 代表取締役社長 辻 朋邦氏
「私たちサンリオは、グローバルエンターテイメント企業として成長を続けるために、新たなデジタル事業の展開を図っていきます。特にメタバースやVTuber事業は今後のビジネスの中核と位置付けており、Brave groupとの提携を通じて、より多くのクリエイターやファンに新しい価値を提供していきます。」
株式会社Brave group 代表取締役 野口 圭登氏
「私たちBrave groupは、IP事業を中心に複数のビジネスを展開しています。この提携により、サンリオの世界的なIPと私たちのエンターテインメント事業を融合させることで、さらなる発展が期待できると確信しています。」
まとめ
この資本業務提携は、単なる協力関係を超え、日本のIPを世界の舞台に広げる大きな一歩となるでしょう。サンリオとBrave groupの連携によって、今後、日本発のエンターテインメントがどのように進化していくのか、注目が集まります。新たなデジタルサービスやバーチャルイベントを通じて、双方がどのように「笑顔の輪」を広げるのか、その動向から目が離せません。