新技術で膝関節の痛みを軽減！幹細胞による治療法が登場

幹細胞培養上清液によるひざ関節治療が新橋に登場

東京都港区に位置する新橋歯科医科診療所プラザ美容外科が、2023年5月より新しいひざ関節治療を提供開始しました。この治療法は、幹細胞培養上清液を使用し、手術なしでひざの痛みを軽減するものです。76年の歴史を持つ医療法人財団興学会が開発したこの最新の再生医療技術は、特に膝関節痛に悩む方々に新たな希望をもたらします。

痛みから解放されるチャンス

ひざの痛みが日常生活にどれほど影響を与えるか、多くの人が実感していることでしょう。例えば、階段の上り下りや正座がしづらくなること、さらには水がたまるなど様々な症状が現れます。これまでの多くの治療法、例えばヒアルロン酸注射が効かなくなってしまった方や、入院や手術を避けたいという方にとって、この新しい治療法は非常に魅力的な選択肢です。

幹細胞培養上清液の特長

幹細胞培養上清液を用いたひざ関節治療には以下のような魅力があります。

1. 切らない治療法

この治療は手術を必要とせず、注射だけで完結します。片膝の治療にかかる時間は約5分で、麻酔クリームの塗布には30分から1時間が必要ですが、実際の注射時間はわずか数分です。患者様の負担を最小限に抑えつつ、安心して治療を受けることができます。

2. 軟骨の保護と痛みの軽減

幹細胞培養上清液には、ひざ関節の潤滑油としての役割があるヒアルロン酸が組み合わさっています。この二つの成分を同時に注入することで、軟骨を保護し、痛みと炎症を効果的に緩和する効果が期待されます。

3. 効果の持続性

ヒアルロン酸注射だけの場合は、体内で分解されるため効果が短命ですが、幹細胞培養上清液との併用により、その持続性が向上します。これにより、組織の保護や抗炎症作用が促進され、より良い治療効果が得られます。

施術の流れ

施術は以下の手順で行われます。
1. 麻酔クリームの塗布：施術の30〜60分前に麻酔クリームを塗ります。
2. 幹細胞培養上清液の注射：麻酔後、幹細胞培養上清液とヒアルロン酸を注射します。これにかかる時間はわずか2〜3分です。
3. 安静：注射後は15〜30分程度安静にしていただき、そのまま帰ることが可能です。

施術のリスクとしては、注射部位の痛みや腫れがあるかもしれませんが、一般的には大きなリスクは報告されていません。料金は165,000円（税込）で、保険対象外の治療となります。