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新たなる宿泊体験『hotel zen tokyo』

東京の中央区、日本橋人形町に今までにない形のカプセルホテル、『hotel zen tokyo』がグランドオープンしました。このホテルは世界初の禅とカプセルホテルの融合を実現し、宿泊客に新しい体験を提供しています。お部屋は千利休の茶室をテーマに再構築されており、まるで泊まれる茶室に転身したような不思議な雰囲気を醸し出しています。

コンセプトは「泊まれる茶室」

『hotel zen tokyo』の特徴は、そのデザインにあります。各カプセルは16世紀後半に千利休が生み出した茶室「妙喜庵」を現代風にアレンジ。和モダンな空間が広がるこの場所で、伝統的な日本文化に触れながら、リラックスした宿泊体験を味わうことができます。このプロジェクトの創業者であり代表取締役である各務太郎氏は、世界中の都市で増加する家賃の高騰を背景に、ミニマルな住居のニーズに気づき、茶室のデザインが持つ魅力を世界に発信することを目指しました。

豪華なカプセル空間

通常のカプセルホテルと異なり、hotel zen tokyoではカプセルの高さを2.2mに設定し、よりラグジュアリーな宿泊環境を実現しています。シングルまたはセミダブルのベッドを備え、客室には床の間のデザインを取り入れた金庫キャビネットや電源も完備。客室は全部で5種類あり、茶室カプセルの他に広々としたデザインのコーナールームも用意されています。また、女性専用フロアが設けられており、安心して利用できる設計も考慮されています。

充実した共用施設

hotel zen tokyoには300㎡の共用スペースがあり、ワークラウンジやカフェバーといった多様な設備が揃っています。カフェバーは和のデザインを取り入れたモダンな空間で、朝食・カフェ・バーラウンジとして利用可能。加えて、宿泊や仕事に応じた柔軟な環境が提供されており、多目的に活用できるのが魅力です。

優れたアクセスの立地

立地も非常に便利で、人形町駅からは徒歩30秒、水天宮前駅からは5分という好条件。羽田空港や成田空港へのアクセスもスムーズで、観光やビジネスでの利用にも最適です。周辺には銀座や日本橋も位置しており、観光の拠点としても理想的なロケーションとなっています。

会社概要と理念

この革新的なカプセルホテルを運営するのは、株式会社SENです。設立した各務太郎氏は、早稲田大学の建築学科を卒業後、広告業界での経験を経て、都市の問題に取り組むための企業を立ち上げました。彼の理念は、都市がもつ文化と生活を融合させた新しい空間を作り出すことにあります。

新たな宿泊スタイルとして注目を集めるhotel zen tokyoは、国内外の旅行者にとって、新鮮な体験と安らぎのひとときを提供することでしょう。このユニークなカプセルホテルで、東京の旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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