新時代の土地探しを実現する「ランディPRO」とその特許取得
注文住宅を希望する顧客が土地を探しやすくするために、FREEDOM X株式会社は新たな営業支援システム「ランディPRO」を開発しました。このシステムは、土地探しアプリ「ランディ」と連携し、顧客の要望に基づいた効率的な土地探しを可能にします。
特許取得の背景と「ランディ」の特徴
「ランディ」は土地探しの効率化に特化したアプリで、独自の重複物件名寄せ機能を備えています。これにより、同じ物件が複数回掲載されることを防ぎ、顧客が探す手間を軽減。さらには、顧客が求める建築可能な床面積に合わせて土地を絞り込むことができ、効率的な土地探しを実現します。このような独自機能が認められ、特許を取得したことは業界において大きな注目を集めています。
「選ぶ時代」への移行
土地探しは従来、お客様が複数の不動産サイトから情報を集め、時間をかけて選定する作業が主流でした。しかし、「ランディ」と「ランディPRO」の導入により、顧客が自ら情報を収集し、選ぶことができる新しい時代が到来しました。顧客は「敷地面積」や「建築可能な床面積」、「複数の候補駅」、さらには「学校区」など、自身のライフスタイルに合わせた条件で土地を選ぶことが可能になります。
このようなサービスが進化することで、顧客の土地選定にかかる時間が短縮され、決定率が向上することが期待されています。2024年5月には土地探しアプリ「ランディ」の累計ダウンロード数が15万を突破すると見込まれており、年内には20万ダウンロードを目指しています。
「ランディPRO」の導入メリット
「ランディPRO」は大手ハウスメーカーの90%が導入しているSaaS型システムで、営業担当者に対して顧客管理や追客支援を行います。これにより、顧客が提案した土地情報の収集が効率化され、業務の負担が軽減されるだけでなく、成約率も最大4倍に向上することが実証されています。顧客が自ら土地を見つけることができるため、営業担当者に求められる役割も変化しつつあります。
さらに、搭載されている資金シミュレーションツールやCRM機能を使うことで、顧客との信頼関係を構築し、リピート獲得にもつながります。これらの要素が融合し、「ランディ PRO」は顧客とのより良い接点を創出します。
FREEDOM X株式会社の取り組み
FREEDOM X株式会社は2019年9月に設立され、注文建築市場に特化したコンサルティングやシステム開発を行っています。代表者の衣笠氏は現場のノウハウを最大限に活用し、実践的な機能を持ったシステムを開発しました。今後、さらに業界に特化したサービスの展開が期待されています。
まとめ
土地を「探す時代」から「選ぶ時代」への進化を遂げる「ランディPRO」と「ランディ」は、顧客にとってより良い土地選定の手助けを行います。この新しいシステムは、住宅業界の未来を見据えた新たな挑戦であり、今後の展開に注目が集まります。