日吉糖尿病内科クリニックで始まる肥満症外来
横浜市の日吉糖尿病内科クリニックでは、2026年5月から新たに肥満症外来を開設します。このクリニックは、糖尿病専門医による医療を通じて、肥満が引き起こす生活習慣病リスクに特化した治療を提供します。肥満は外見的な問題だけでなく、糖尿病や高血圧、脂質異常症といった多くの生活習慣病を引き起こす要因であり、これに対処することは極めて重要です。
全身管理による肥満治療の重要性
当院は体重減少だけに焦点を当てるのではなく、それを通じて将来的な健康リスクを減少させることを目指しています。糖尿病専門医が心臓、血管、内臓への負担を医学的観点から評価・管理し、クリニックならではの「全身の健康寿命を延ばすための肥満治療」を行います。また、他の疾患が診察過程で発見されても、専門治療へスムーズに移行できる体制を整えています。
画期的な治療薬「ゼップバウンド」
肥満症外来では、次世代の治療薬「ゼップバウンド」を導入します。この薬は、体内のGIPとGLP-1という2つのホルモン受容体に働きかけます。具体的には、自分で注射するペン型の器具を使用し、週に1回投与することで、以下の3つのメカニズムで減量に貢献します。
1.
食欲抑制: 脳の食欲中枢に直接作用し、摂取カロリーを自動的に減少させる。
2.
満腹感の維持: 胃の排出速度を調整し、少量の食事でも長時間の満足感を提供する。
3.
脂肪減少: 身体の代謝を改善し、体重減少を効率よくサポートする。
国際的な試験(BioMed)では、この薬を72週間使用した結果、平均で22.5%の体重減少が報告されています。ただし、効果には個人差があり、適切な食事療法や運動療法の併用が求められます。専門医は副作用(吐き気、便秘など)を適切に管理しながら、治療を継続支援します。
ゼップバウンドとマンジャロの違いとは?
「マンジャロとゼップバウンドは何が違うのか?」という質問を多くいただきます。実は両者は「チルゼパチド」という同じ有効成分から作られています。しかし、厚生労働省により、使用目的が異なり、マンジャロは主に血糖値を下げるための薬であるのに対し、ゼップバウンドは体重を減らすことを目的に開発されています。近年、マンジャロがダイエット目的で使用されることが問題視されていますが、私たちのクリニックでは公式の承認に基づいた適切な使用を徹底しています。
自費診療に関する費用について
当院の肥満症外来におけるゼップバウンドは自費診療で、初回は2.5mgから開始し、体調や体重に応じて段階的に調整します。詳細な料金体系はクリニックの公式サイトでご確認ください。
肥満症治療の対象となる条件
ゼップバウンドに基づく自費診療の対象は、治療前のBMIが22以上の方(18歳以上)です。BMIが22未満の場合は治療対象外となり、他のGLP-1製剤を使用中の方も同様です。生活習慣病の予防や治療において医師の判断が不可欠ですので、安心してご相談ください。
糖尿病検査から始まる治療の流れ
治療を希望される方には、まず糖尿病の有無を確認するための採血を行います。糖尿病が確認された場合は、速やかに保険診療に移行します。糖尿病でないことが確認された場合には、自費診療が提供されます。私たちは患者さんみんなが健康的な生活を維持できるよう、リバウンドを防止するサポートを行っています。
クリニック情報
日吉糖尿病内科クリニックは、医療法人シロアム会が運営し、院長は糖尿病専門医の大橋忠将です。専門知識を活かした質の高い医療を提供し、地域に貢献しています。クリニックに関する詳細情報は公式サイトをご覧ください。