アニエスべーギャラリーで開催される特別展『わたしたちの返事：1975-2025』の魅力

アニエスべーギャラリーで展覧会開催

アニエスべーギャラリーブティックが2025年2月22日から3月23日まで、展覧会『わたしたちの返事：1975-2025』を開催します。この展覧会は、アーティストたちの個性ある視点を通じて、過去50年間の女性の権利やアイデンティティの変化を掘り下げます。

印象深いのは、1975年に国連が定めた「国際女性の日」と、同年にアニエス・ヴァルダが制作した短編映画『RÉPONSE DE FEMMES』との関連性です。この映画は、女性が「女性とは何か？」との問いに応える場面を描いており、展覧会はその問いを受けて、多様な世代のアーティストが自身の解釈を作品に込めて展開します。

参加アーティストとその意図

本展には、片山真理、小林エリカ、スクリプカリウ落合安奈、そして東京QQQなどのアーティストが参加します。彼らは、身体や記憶、対話といった異なるテーマを探求し、それぞれの物語を表現します。

- 片山真理は、自身の身体を「生きた彫刻」として用い、社会の規範に挑戦する作品を生み出しています。
- 小林エリカは、時間や歴史、記憶をテーマにした作品を手掛け、多くの展覧会で活躍しています。
- スクリプカリウ落合安奈は、土地との結びつきをテーマにし、国際的な舞台で作品を展開しています。

これらのアーティストたちは、過去と現在の交差点で現代のジェンダーについての問いを深め、観客に新たな視点を提供します。

展覧会情報

- 会期: 2025年2月22日（土）〜3月23日（日）
- 場所: アニエスべーギャラリーブティック（東京都港区南青山5-7-25 ラ・フルール南青山2F）
- 休廊日: 月曜日（ただし2月24日は開廊）
- 時間: 19:00−21:00
- オープニングレセプション: 2月21日（金） 19:00−21:00

さらに、この展覧会は特別パフォーマンスも行います。東京QQQと海老坐禅による一夜限りのパフォーマンスは、その前後で行われるオープニングレセプションと合わせて参加者の期待を高めています。

国際女性デーに向けた特別企画

展覧会終了後の3月8日には、「国際女性の日」に寄せ、アニエスべー青山店やギャラリーにてミモザのひと枝が配布されます。これは、大切な人への贈り物や自分自身への祝福として、春を感じる素敵な機会を提供するものです。

アニエスべーとアート

アニエスべーは、ファッションだけでなく、アートや映画、音楽との深いつながりを持っています。特に環境保護活動にも積極的で、ファッションを通じた社会的活動を行っており、展覧会もその理念の一環として位置づけられています。

多様な声が響き合う本展覧会は、現代社会における女性の役割やアイデンティティについて考えさせられる機会となることでしょう。ぜひ、訪れて新しい発見を感じてみてください。