脳の健康を守る新たなポータルサイト「テオワン」
エーザイグループのテオリア・テクノロジーズ株式会社が2023年9月に個人向けの脳の健康ポータルサイト「テオワン」をリリースしました。このサイトは、脳のコンディションを可視化し、リスク低減や認知機能の維持向上を目的として最適な対策を提案・支援します。
当社は、認知症に対する社会課題の解決を目指し、治療薬だけでなくデジタルソリューションの開発にも取り組んできました。過去2年間に渡り、認知症のリスク低減から共生まで支援する多くのプロダクトを開発してきましたが、その情報を統合し、ユーザーに寄り添ったソリューションを提供するために「テオワン」が誕生しました。
認知症の問題とその解決に向けた取り組み
日本では認知症が1,000万人を超え、その影響は家庭や社会全般に及びます。2025年には介護離職による経済損失が5.5兆円にも達すると予測されており、認知症は喫緊の課題です。認知症は「なりたくない病気」とされながら、実際に対策を講じる人はわずか18%程度とされています。これは正しい情報が不足していることが一因です。「テオワン」は、この情報の不足を解消し、どんな人でも迷うことなく脳の健康を守るための羅針盤として機能します。
テオワンの特徴
「テオワン」では、脳の健康を維持するための個別最適な行動計画を提供します。まず、健常な状態において脳を守るためのアドバイスを行い、将来的には段階的に機能や対象範囲を拡大していきます。以下はテオワンの主な機能です。
1.
脳のコンディションの可視化
データ連携を通じて、脳の健康状態を把握し確認できる仕組みを提供します。例えば、脳解析AIサービスや健康チェックツールとの連携によって、一元的に健康情報を管理できます。
2.
パーソナライズされた生活習慣の提案
ユーザーの生きがいに基づいた行動プランを提案します。これにより、無理のない形で目標を達成する手助けをします。
3.
AIバディによる行動支援
AIがユーザーの行動を把握し、続けやすいようなリカバリープランを示すことで、継続的な取り組みに寄り添います。
4.
将来のシミュレーション
現在の脳の健康状態が将来の生活や資産にどう影響するかをシミュレーションし、具体的な備えをサポートします。
今後の展望
テオリアは「テオワン」を、人生100年時代に向けた脳の健康を支えるインフラに進化させる計画です。ユーザーが何をすべきかを示すだけでなく、実行するためのフィードバック機能を実装し、ポータル内で全ての体験が完結するようなシステムを構築していきます。また、様々なパートナー企業との連携を強化し、ユーザーが選べる環境を提供することも図っています。
「テオワン」が実現するのは、認知症の予防やケアを一本の線で繋げることで、誰もが適切な対策にアクセスできる社会の実現です。この新たなプラットフォームを通じて、私たちは未来に向けて脳の健康を維持できる社会を創り上げていきたいと考えています。
企業へのパートナーシップ募集中
テオリアは、認知症対策において新たな価値を共に創造するパートナー企業を広く募集中です。興味のある企業の方は、ぜひご連絡ください。
テオリア・テクノロジーズは、認知症問題に取り組むために、AIなどの最新技術を駆使し、個々の人生の物語に寄り添ったサービスの提供を目指しています。今後もテオワンを通じ、脳の健康管理の重要性を広めていきます。