鹿児島の魅力を世界に!越境EC事業がもたらす可能性とは
鹿児島県の特産品を海外市場に届ける越境EC(電子商取引)事業が再び動き出します。株式会社ウォーネクトは、鹿児島県と(公社)鹿児島県貿易協会が共同で進める越境EC参入支援プロジェクトに、昨年度に引き続き協力することを発表しました。このプロジェクトでは、12社の企業が参加し、シンガポール、マレーシア、フィリピン、台湾に加えて新たにタイ市場への販売も始まります。
昨年度の成功体験
昨年度は11社がこのプロジェクトに参加し、幅広い商品群を扱いました。食品は主にお茶やラーメン、調味料やお菓子、さらには化粧品や日用品など多岐にわたります。これらの商品はシンガポール、マレーシア、フィリピン、台湾の4ヶ国の消費者に好評を得ました。特に、現地のお客様が商品を手に取った際の反響は絶大で、「とても美味しかった!」や「子供に喜んでもらえた!」という感想が寄せられました。こうした声は、鹿児島の魅力を海外に伝える大きな励みとなりました。
高まり続ける日本産品への関心
東南アジアや台湾では、日本の商品への興味がますます高まっています。特に、日本食の需要は年々増加傾向にあり、これは経済産業省の報告でも裏付けされています。越境EC市場は今後も成長が見込まれ、多くの企業がその恩恵を受けることでしょう。越境ECの大きなメリットの一つは、少ない投資から始められることです。現地法人を設立する必要がなく、現地企業とのパートナー契約も不要なため、リスクを抑えて海外市場に参入できるのです。
スムーズな運営を実現
本プロジェクトに参加する企業は、商品を倉庫へ納品するだけで越境ECの販売が可能となります。面倒な手続きや業務は全てウォーネクトがサポートするため、企業は本業に専念できる環境が整っています。具体的には、商品登録や翻訳、梱包作業、海外発送、さらには輸出入に関する手続きまでを一括で請け負うため、効率的な運営が実現します。
さらには、Shopeeによるマーケティング支援も充実しています。台湾とフィリピンでは鹿児島県特設サイトが開設され、ライブコマースも実施される予定です。これにより、地元の商品がより多くの消費者の目に触れることになるでしょう。
感謝と期待でいっぱい
担当者は、「依然として海外に知られていない鹿児島の魅力的な商品が多く存在しています。これらの商品を正しく伝えることで、お客様に喜んでいただけると信じています。このプロジェクトが成功するよう、全力で取り組んでいきます」と意気込みを語ります。
主催団体である鹿児島県と(公社)鹿児島県貿易協会、そしてShopeeの強力なサポートを受け、企業はより安心して越境EC市場に参入できます。これは、特に新しく参加した企業にとっては大きなチャンスです。
今後、鹿児島の魅力が世界中で認知されることを期待してやみません。鹿児島の特産品が、さらに多くの国の人々に手に取られる日が来るのを楽しみにしています。このような素晴らしいプロジェクトに関与できることに感謝しつつ、私たちもサポートを続けていきます。