アラン・メンケンの夢
2025-07-08 16:22:35

アラン・メンケンの音楽の旅路と感動のコンサートレポート

夢の音楽旅路をたどる、アラン・メンケンソロコンサート



2025年7月7日、大阪府立国際会議場にて、音楽界の巨匠アラン・メンケンによるソロコンサート『ホール・ニュー・ワールド・オブ・アラン・メンケン』が行われました。この日は七夕の夜で、音楽とともにアランの人生の物語が語られ、観衆は彼の弾く名曲に心奪われました。

アラン・メンケンは『リトル・マーメイド』、『美女と野獣』、『アラジン』など、私たちの心に永遠に刻まれる楽曲を数多く生み出してきた、日本でも愛されるディズニーレジェンドです。本コンサートでは、彼自身の生い立ちや人間関係にスポットを当て、ピアノ伴奏を通して彼の音楽哲学を語りかける形で進行されました。

コンサートのスタートは、アランの軽やかな語りと共にピアノの前に現れた彼の姿。その笑顔での「こんばんは! 暑いね!」という日本語の挨拶に、会場の空気は一気に和みました。始まりの楽曲は『アラジン』の「Prince Ali」。この曲の演奏によって、参加者たちは彼の音楽の魔法に引き込まれていきました。

画面にはアランのオフィスや栄光のトロフィーが映し出され、彼の音楽制作の現場を垣間見ることができる演出もありました。初めに披露されたのは、彼が11歳のときに作曲した「Can’t Bring Back the Past」。その楽曲から、幼少期の彼の思いに共感し、会場には笑い声が響きました。バレエダンサーのジャニスとの出会いや結婚についてのエピソードも語られ、彼女の貴重なビデオクリップも紹介されました。

続いて、アランは盟友ハワード・アッシュマンの影響力について紹介。「人生を変える出会い」という言葉と共に、彼との初めてのコラボ作が生まれた時の情熱を語りました。特に、ディズニーの『美女と野獣』制作時に作られたカセットテープ音源も披露され、その曲が完成するまでの苦労や創造の過程が明らかにされました。

第一部のクライマックスでは、彼の思いを込めた「The Way It Was Before」を演奏し、スクリーンにはハワードとの思い出の写真が映し出されました。心の支えを失った悲しみを胸に秘めながらも、観客は彼の音楽が持つパワーを静かに感じ、彼の思いに寄り添っていました。

休憩を挟み、第二部へと移行しました。このセクションでは彼の新たな仲間、ティム・ライスとの出会いが強調されました。初めてのディズニーソングの制作に不安と期待を抱きながらも、「A Whole New World」を披露、観客はその名曲に再度心を奪われました。

アランは、他の作詞家たちとのコラボレーションのエピソードを語りつつ、彼自身が音楽に対する愛と情熱を持ち続けていることを強調しました。

本編の最後には、彼が作曲した「Proud of Your Boy」が演奏され、思いを込めた歌声は多くの観客に感動を与えました。特にこの曲は、彼自身の父母への思いと、亡き友人ハワードへの敬意を表したもので、深い意義を持つ楽曲でした。

アンコールでは、東京ディズニーシーの『シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ』のテーマ曲「Compass of Your Heart」を感情豊かに歌い上げ、会場はその感動の余韻に包まれました。アンコールで再登場したアランは、観客への感謝の気持ちを表し、観衆との一体感を楽しむように見えました。

コンサートの最後には、アランが手掛けた数々の名曲が紹介され、彼自身の音楽の旅がどれほど素晴らしいものであったかを、観客全員が共有する時を作り出しました。彼が「ベイビー」と呼ぶ楽曲たちは、まるで星空の中で輝く星々のようで、アランの音楽が持つ普遍的な魅力を改めて感じさせてくれるものでした。年に一度のこの特別な夜は、また彼の音楽に触れられる機会を心待ちにさせるものでした。

このようにアラン・メンケンのコンサートは、音楽だけでなく彼の人生と情熱を伝える特別な時間となりました。今後も彼の活動から目が離せません。


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