新潟に位置する新潟医療福祉大学は、7月4日(金)に新潟県立新潟南高等学校との間で高大連携協定を結びました。この協定の目的は、高校生に医療系の資格や職業についての理解を深めるための機会を提供し、将来的には地域社会に貢献できる人材を育成することです。
締結式には、大学の矢田広視事務局長や西澤正豊学長、さらには新潟南高の平山剛校長など多くの関係者が出席しました。この協定を通じて、新潟医療福祉大学では、医療系の資格取得に向けた講義や実体験の機会を設けるほか、高校生の探究学習を積極的に支援していく予定です。
具体的には、JA新潟厚生連や長岡赤十字病院、NSGグループが運営する病院との連携を活かし、医療現場の見学などを通じて実際の職業理解を促進します。この取り組みにより、高校生は医療の現場で求められる「チーム医療」を実践的に学ぶことができるようになります。
新潟医療福祉大学は、全国でも数少ない医療系総合大学の一つとして、看護、医療、リハビリテーション、栄養、スポーツ、福祉、医療ITなど多様な分野を学ぶ6学部16学科を有しています。このような特徴を活かし、大学は「医療」と「スポーツ」などの融合による新しい視点の学びを模索しています。さらに、全学を挙げて資格取得や就職に対する支援体制を整え、学生たちの国家試験合格率や就職実績を向上させています。
NSGグループは教育や医療、福祉の事業を中心に、幅広い分野にわたる事業を展開しています。地域を「世界一豊かで幸せなまち」にすることを目指して、「人」「安心」「仕事」「魅力」をコンセプトにした地域活性化の取り組みを進めています。
今回の協定は、新潟医療福祉大学が目指す医療人材育成と地域活性化に大きな影響を与えるものと期待されています。これからの高校生が医療業界で活躍できる未来を見据えた、実践的な学びの場が提供されることとなります。医療に興味を持つ若者たちにとって、非常に重要な一歩となることでしょう。
新潟医療福祉大学の公式サイトでは、今後のイベント情報やカリキュラムの詳細が掲載されていますので、興味のある方はぜひ訪れてみてください。