株式会社サイダスが例年恒例のイベント「CYDAS PARTY 2024」を東京マリオットホテルで開催しました。このイベントは、同社が提供する人材データプラットフォーム「CYDAS」を利用している企業のユーザーに向けたもので、今年のテーマは、「データとAI活用で拡がるタレントマネジメントの可能性〜信頼性の高い人事データの活用へ〜」でした。
主催者挨拶では、サイダスの執行役員である西英伸が登壇し、ビジネスの重要性に関する見解を共有。彼は、カスタマーサクセス体制の強化について言及し、「皆様の課題解決のヒントを提供できたらと思っています」と述べ、サイダスへの愛着を深めてもらいたいと願いました。
代表取締役の松田晋による講演では、2024年6月に発表されたWHIグループへの参画に加え、今後の製品開発についても触れました。特に新しい機能の一部として、自動的にジョブディスクリプションを作成する機能やサクセッションプランニング機能の導入が計画されており、AIを活用した機能の増強が期待されています。これにより、ユーザーが自分自身のデータを積極的に更新したくなるような仕組みが追求されていくとのことです。
続いて、株式会社北日本銀行とパーソルワークスイッチコンサルティング株式会社からの事例紹介が行われました。北日本銀行の人事部から畠山いずみ氏は、同社が2022年に制定したビジョンを達成するための人材育成プログラムを紹介。特に「CYDAS」が如何にして彼らの1on1ミーティングを改善する一助となったかを説明し、実施率が約10%向上したとの報告がありました。
パーソルワークスイッチコンサルティングからは、野月幸介氏と酒井悠汰氏が登壇。彼らは、分社化に伴う人事制度の見直しに焦点を当て、コンサルティング業界での人材開発プログラムの重要性について議論しました。また、最近注目される人材ポートフォリオの作り方についても解説しました。
スペシャルセッションでは、株式会社ビジネスリサーチラボの伊達洋駆氏が登壇。「人事領域におけるAI活用のポイント」をテーマに、多様なAIの利活用条件や注意すべき点について語りました。参加者からの質問にもリアルタイムで回答し、特に離職リスクの分析に必要なデータに関するアカデミックな見解を提供しました。
セッション終了後、懇親会が開催され、参加者同士のネットワーキングの場が設けられました。クイズ大会が催され、全問正解を達成した卓が二組もありました。最後には、代表者がじゃんけんで勝敗を決定し、沖縄県の特産品のカタログギフトが優勝チームに贈呈されました。
イベント後のアンケートでは、高満足度を示す94.9%の参加者が「満足」または「大変満足」と回答し、サイダスのカスタマーサクセスへの期待が高まっています。今後も、タレントマネジメントを推進するための活動を続けていくとのことです。
このように、「CYDAS PARTY 2024」は、参加者にとってもサイダスにとっても実り多いイベントとなりました。サイダスは引き続き、タレントマネジメントの領域での進化と成長を促進していく姿勢を示しています。
詳細は、
CYDAS PARTY 2024アーカイブサイトにてご確認ください。
さらなる情報やサポートは、
サイダス公式サイトへ。