xCARE、ANRIと連携
2024-07-16 14:00:28

ヘルスケアスタートアップ支援に特化したプラットフォーム「xCARE」がANRIと連携し、エコシステム構築へ

ヘルスケアスタートアップ支援の新たな潮流:xCAREとANRIの連携が描く未来



ヘルスケア特化型専門家プラットフォーム「xCARE」を運営する株式会社xCARE(本社:東京都渋谷区、代表取締役 福永将)は、独立系ベンチャーキャピタルANRI(東京都港区:代表パートナー 佐俣アンリ)との業務連携を発表した。この連携により、ANRIの投資先を含むヘルスケアスタートアップ企業に対し、組織構築やプロジェクト推進を支援する体制が構築される。

なぜ連携が必要なのか?

バイオベンチャーや医療機器スタートアップなど、ヘルスケアスタートアップは生命関連製品を扱うため、開発から事業化までに長い時間を要する。その過程には高度な専門知識や経験が必要となるため、多種多様な専門家との連携が不可欠となる。しかし、スタートアップ企業は、限られたリソースの中で、開発、事業化、組織構築、人材採用など、多くの課題を抱えているのが現状だ。

xCAREとANRI、それぞれの強みを活かした支援

今回の連携では、ANRIがベンチャーキャピタルとしての資金面と経営面でのサポートを提供する一方、xCAREは、開発や事業化のプロセスにおいて必要な専門家との橋渡し役を担う。具体的には、xCAREが保有する300名以上の専門家ネットワークを通じて、資金調達前の開発計画策定、組織構築、採用計画策定、開発相談、海外進出支援など、多岐にわたるサポートを提供していく。

xCAREの代表取締役 福永 将氏は、この連携について次のようにコメントしている。

>「Bring medical products to people」これが弊社のテーマでございます。
>このテーマに共感頂き日本を代表するベンチャーキャピタルであるANRI社とこの度連携し、メディカル系スタートアップ支援を実施できますことをとても嬉しく思います。
>スタートアップの成功の為によく「ヒト・モノ・カネの三原則」がよく引き合いに出されます。
>我々がターゲットにしているメディカル業界には数多くの素晴らしいシーズ=「モノ」を創造されているスタートアップが多くございます。「モノ」を患者さんの手元に届けるまでには、業界特性上非常に長い開発期間と専門性が高いタスクが多く、多額の資金=「カネ」と高い専門性をもつ人=「ヒト」の力が必要不可欠です。ANRI社の多くの成功体験に基づいた経営支援のノウハウと資金力+弊社の業界に特化した専門家プラットフォームによる人材獲得支援やエキスパートによるプロジェクト支援がかけ合わせることで、メディカル系スタートアップ企業が持つ高いポテンシャルの「モノ」が表にでるための良いエコシステムを構築することができると思います。また2社共通して「グローバル」に支援する体制を作っておりますので、日本初でグローバルに羽ばたくメディカルスタートアップ支援エコシステムとなれるよう最大限尽力して参ります。

ANRIシニアアソシエイト 榊原 和洋氏は、次のように述べている。

>株式市場での評価が厳しいライフサイエンス銘柄に対して、求められていることはパイプラインを開発後期、上市近くまで進捗させることです。これは日本だけでなく米国の事情を見ても明らかです。つまり、開発計画を綿密に練り・実行することは極めて重要になります。xCAREのプラットフォームを通じて、資金に限りがあり、すべてを内製化することが難しいスタートアップの皆様が、重要な開発人材のエキスパートと、「早期から」「経済合理的に」「ステージに合わせて」協力してほしいと願っています。
>支援をされるVCの皆さまは、高い専門性とプロ意識をもって日々投資先支援を行われていると思います。強力なネットワークを用いて高度専門人材と投資先をおつなぎしていると思います。そのうえで、よりよいテイラーメイドな支援をすべく、xCAREのような外部企業とも連携することを前向きに考えていただきたいです。多様なエキスパートの皆さんと共に皆で肥沃なエコシステムを構築できれば最高です。

この連携は、ヘルスケアスタートアップが抱える課題解決への新たな取り組みとして注目されている。

xCAREとANRIの連携は、資金調達から開発、人材採用まで、ヘルスケアスタートアップの成長を支援する新たなエコシステムを構築する取り組みとなる。この連携が、ヘルスケア分野のイノベーションを加速させ、患者にとってより良い医療の未来を創造することに貢献していくことが期待される。


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会社情報

会社名
株式会社xCARE
住所
東京都渋谷区東一丁目31番19号 マンション渋谷並木橋304
電話番号
03-6555-4031

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