株式会社グローバル・リンク・マネジメントの人的資本経営評価
株式会社グローバル・リンク・マネジメント(以下「当社」)は、2025年5月29日に株式会社三菱UFJ銀行(以下「三菱UFJ銀行」)から「MUFG 人的資本経営評価」に基づく融資を受け、その評価がAランクであることを発表しました。このAランクは「特に進んでいる人的資本経営」とされ、当社にとって初の快挙です。
MUFG 人的資本経営評価とは
MUFGによる人的資本経営評価は、企業の人的資本に対する取り組みを評価し、課題をフィードバックする手法です。この評価基準を基にした融資商品である本ローンは、一定水準以上の評価を受けた企業に対して提供されます。借入金額は800百万円で、貸付人は三菱UFJ銀行です。
当社の人的資本経営の取り組み
当社が高い評価を得た人的資本経営について、主な取り組みを以下に示します。
ビジョンと方針の策定
当社の経営メンバーは、企業の理念に基づき、「求める人材像」を定義しています。これらは招集通知や有価証券報告書において公開されています。また、人的資本に関する方針も有価証券報告書に記載されており、透明性が保たれています。
人材戦略と経営戦略の融合
中期経営計画である「GLM100」を達成するために、必要な人材と現状のギャップを分析しており、求める人材に必要なスキルの可視化も進めています。さらに、女性が管理職として活躍できる環境づくりにも注力しており、従業員の育成に関する取り組みも開示しています。
パフォーマンスレビューとキャリア開発の支援
全社員を対象に年2回の評価フィードバック面談を実施し、上長は各社員のキャリア開発を支援しています。これにより、従業員の成長を促す仕組みが整っています。
従業員エンゲージメントの向上
当社では、エンゲージメント調査の結果を公表するとともに、調査の点数向上を目指した具体的な施策を進めていく予定です。
子育て支援の取り組み
育児休業を取得した従業員の情報を開示し、在宅勤務やフレックスタイム制度を導入しています。また、女性の執行役員を選出するなど、女性の役割の強化にも努めています。
長時間労働の予防
当社は、週に1回勤怠状況をチェックし、長時間労働を防ぐための取り組みを実施しています。公式なホームページでは、非管理職の時間外労働の状況を公にしています。
今後の期待と課題
今回の評価を受け、当社には更なる取り組みが求められています。特に、人権方針の策定や経営戦略との連携、人材に関する要素の可視化などが今後の課題です。これらに積極的に取り組むことで、人的資本経営の質を向上させ、持続可能な企業としての飛躍を目指します。
会社概要
- - 社名: 株式会社グローバル・リンク・マネジメント
- - 設立: 2005年3月
- - 資本金: 582百万円(2024年12月31日現在)
- - 代表: 代表取締役社長 金 大仲
- - 本社所在地: 東京都渋谷区道玄坂一丁目12番1号 渋谷マークシティウエスト 21F
- - 事業内容: 不動産ソリューション事業(投資用不動産の開発、販売、賃貸管理)
- - 会社HP: https://www.global-link-m.com/