一穂ミチの最新作『たぶん、恋しい』がついに登場
人気作家、一穂ミチの新刊『たぶん、恋しい』が2026年6月17日に発売される。これまでにも『スモールワールズ』(2022年)、『光のとこにいてね』(2023年)、そして2025年には『恋とか愛とかやさしさなら』が控えており、読者からの期待が高まっていることは間違いない。今回の短編集は、ユニークな発想をもってさまざまな愛の形を描いており、特に感情を深く掘り下げた内容になっている。
表紙の魅力
表紙を手がけたのはイラストレーターの米澤真子さん。彼女が描くイラストには静かな緊張感があり、「恋しさ」との強い結びつきが感じられる。一穂もこの作品の表紙に対して「ビビッと来た」とコメントし、その完成度に満足感を示している。感情が豊かに表現されたこの表紙は、作品の印象をさらに深めてくれるだろう。
短編集の内容
『たぶん、恋しい』には、身を焦がすような恋愛感情、結婚への強い願望、自分を捨てた家族への思いなど、普段は表に出さない感情が織り交ぜられている。なくしたと思った感情がふとした瞬間に蘇るというストーリー展開は、読者に強い共感を与えること間違いなしだ。
心に響く6つの物語
1.
エンパイアライン
合コンで出会った彼女は「猫ファースト」。とうとうその愛猫に会えた彼は、どんな反応を示すのか。
2.
月を経る
48歳の緋沙子は、結婚や出産などの人生の岐路に直面し、自分の道がこのままでいいのか葛藤する。
3.
わたしたちは平穏
濃い味が苦手な二人の冷凍庫には、一体何が隠されているのか。感情の交錯が織り成す物語。
4.
あなた
定年を迎えるにあたり、長い間離れていた夫が帰ってきた。その目に何か秘密があるようで……。
5.
すげえ泣くじゃん
旅行へ向かう朝、甥が失踪した母親を見つけたことで彼女の心が乱れ始める。
6.
たぶんそんな感じ
施設にいた大叔母の口笛。止まらなくなったその音が、来歌にどんな影響を及ぼすのか。
読者の反響
「誰にも話せないモヤモヤを、よくぞ書いてくれた」と感動の声が続々と寄せられているように、名前の付けられない感情に寄り添う物語が多くの人々の心を打つ。読者はそれぞれの物語に共感し、自分の体験や思考を反映させながら新たな視点を得ることができるだろう。
詳細情報
この短編集は四六版ハードカバーとして発売され、定価は1,870円(税込)。ISBNコードは978-4-10-356951-0であり、詳しい情報は
こちらで確認できる。
一穂ミチがこれまでに構築してきた独特の世界観と感情の深さを持った作品は、多くの読者に新しい発見をもたらすことだろう。期待して待たれるこの短編集は、ぜひ手に取ってみてほしい。