株式会社テルミックがデジタルサイネージとオリジナルグッズでワクワク体験を提供

株式会社テルミックが提供する新たなサービス

愛知県刈谷市に本社を構える株式会社テルミックは、金属部品加工を手掛ける企業であり、最近では「製造業×ワクワク」というコンセプトを掲げて新サービスを展開しています。特に注目されるのが、デジタルサイネージとオリジナルグッズの制作・販売事業です。これにより、顧客企業との新たな関係構築を図るとともに、自社の業務効率化と社員のモチベーション向上にも寄与しています。

デジタルサイネージの導入

テルミックは、2024年に2,729社の企業が見学に訪れることを見込む中で、今年6月末までに約1,800社の見学を受け入れてきました。常滑オフィスでは、天井から吊るされた円筒型の大型デジタルサイネージが設置されており、来訪者はウェルカムボード代わりに表示される企業名に驚きの声を上げています。このサイネージは、社員の姿や営業成績、入出荷状況などをリアルタイムで表示することで、業務の透明性を確保する役割も果たしています。

もともとは『売上や順位をゲーム感覚で表示できたら楽しい』とのアイデアからスタートしたこのプロジェクトは、次第に自社の強みを生かして設置ノウハウを開発。現在では、多部門からの意見を反映させたコンテンツ変更も随時行われています。

“見える化”の成果

「紙ゼロ、ルーティンゼロ、残業ゼロ」をテーマに、デジタルサイネージの導入が進んでいます。具体的には、画面による効率化が実現し、無駄な業務が削減されていることが顕著です。その明るく楽しいデザインは、社員の士気を高める要素ともなっており、訪問したお客様からは『自社でも導入したい』というリクエストも多く寄せられています。こうしたニーズを受け、2025年3月からはテルミック自身がデジタルサイネージの販売と設置を始める予定です。

オリジナルグッズの展開

デジタルサイネージばかりでなく、テルミックの公式キャラクター『てるみちゃん』をデザインにあしらったオリジナルグッズも話題となっています。来訪したお客様にはおしぼりを配布し、記憶に残るお土産としてグッズを提供しています。ストラップやペン、ピンバッチ、タンブラーなど多様なアイテムが揃い、社員の一体感を醸成する役割も果たしています。

また、地域イベントへ参加し、オリジナルグッズを提供することで地域貢献にも努めています。三重県の産業観光推進協議会などからの依頼を受けて、公式キャラクターのぬいぐるみやストラップなども製作しています。このように、地域の活性化にも貢献しながら、テルミックは顧客ニーズに応じた製品作りにも力を入れています。