環境に配慮した梱包用テープが評価を受ける
テサテープ株式会社が展開する環境配慮型の梱包用テープ、tesa(R) 4713が、株式会社オルタナとサステナ経営協会による「サステナブル★セレクション2025」において二つ星に選ばれました。この選定は、持続可能な経営への努めが際立っている企業として評価される非常に栄誉あるものです。
tesa(R) 4713とは
tesa(R) 4713は、FSC(R)認証紙を基材にし、天然ゴム系の粘着剤を使用した梱包用テープです。この製品は、国際脱インキ産業連盟(INGEDE)の脱墨性試験(Method 12)で高評価を得ており、段ボールに貼ったまま古紙としてリサイクルが可能です。さらに、軽量・中量の段ボール梱包に対応しており、手貼り・自動貼りの両方に優れた接着性と作業性を提供しています。
tesa(R) 4713の特長
この梱包テープは、以下の特長があります。
- - FSC(R)認証紙を基材に使用し、持続可能な素材への配慮がなされています。
- - 天然ゴム系粘着剤を採用しており、環境に優しい製品です。
- - 溶剤を使用せずに製造され、環境負荷を低減しています。
- - INGEDEの脱墨性試験で高評価を獲得しており、段ボールと一緒にリサイクル可能です。
- - 100%再生段ボール紙のコアを採用し、より持続可能な製品に仕上げています。
- - 手貼り・自動貼りの両対応で使い勝手が良く、手切れ性も優れています。
評価の背景
審査においては、リサイクル可能な設計が際立って評価されました。さらに、tesaが全製品の約70%を持続可能な素材にシフトしている点や、リサイクル材やバイオマス素材の採用を推進していることもプラス要因となりました。加えて、2030年までにカーボンニュートラルを達成する目標を掲げ、環境負担の少ない製品開発に取り組む姿勢も評価されています。
サステナブル★セレクションとは
「サステナブル★セレクション」は、持続可能な製品やサービスを選定する仕組みで、今年で6回目を迎えました。評価は三段階に分かれており、一つ星が持続可能な社会への貢献、二つ星が企業としてのサステナブル経営への取り組み、三つ星が社会的インパクトの大きい取り組みを指します。tesa(R) 4713の二つ星選定は、環境対応製品の開発が広く認められる重要なイベントとなりました。
今後の展望
テサは、持続可能な素材の活用と環境負荷の低減に向けた技術革新を進め、持続可能な社会の実現に貢献し続ける意向を示しています。製品開発においても環境を意識した選択を行い、さらなる社会貢献を目指しています。テサグループは、世界中で事業を展開し、持続可能性を企業の根幹に据えて、より良い未来を目指すための努力を惜しまない企業です。
企業情報
テサテープ株式会社の本社は東京都港区にあり、代表取締役社長は田中 隆史氏です。1964年に設立された同社は、業務用から一般消費者向けまで広範な製品を提供しており、サステナビリティに対する取り組みが評価されています。
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