株式会社バンダイナムコアミューズメントは、2024年7月3日から5日にかけて東京ビッグサイトで開催される「第15回 ライセンシング ジャパン」に出展することを発表しました。同社は、このイベントで、自社のオリジナルコンテンツである「ポラポリポスポ」と「ナンジャタウン」を前面に出します。
「ポラポリポスポ」は、ファンとともにキャラクターやコンテンツを成長・変化させていくプロジェクトです。バンダイナムコアミューズメントが企画・開発したこのプロジェクトは、現在、2組のCGキャラクターバンドが活動しており、ライセンス商品の拡充を通じて、さらに多くのファンを獲得することを目指しています。
一方、「ナンジャタウン」は、1996年にオープンした屋内型テーマパークです。2026年に30周年を迎える同施設は、オリジナルキャラクター「ナジャヴ」「ナジャミー」「モジャヴ」を通じて、お客様と施設がより親密な関係を築けるような存在を目指しています。今回の出展では、これらのキャラクターの認知度向上を図り、さらなる人気獲得を目指します。
バンダイナムコアミューズメントは、自社のアーケードゲームIPのライセンス展開にも力を入れています。ブースでは、ゲームセンター版『釣りスピリッツ』の最新バージョンをプレイできるコーナーが設置されるほか、実際に許諾した『釣りスピリッツ』のライセンス商品も展示されます。さらに、アミューズメント筐体をモチーフにした「クレナ」シリーズや「スウィートランド」シリーズなどのライセンス商品も紹介されます。
バンダイナムコアミューズメントは、今回の出展を通じて、自社のオリジナルコンテンツの魅力を広くアピールするとともに、ライセンスビジネスの拡大を目指しています。
バンダイナムコアミューズメントが、オリジナルコンテンツを前面に押し出した「第15回 ライセンシング ジャパン」への出展は、同社にとって大きな転換点となる可能性を秘めています。近年、IPビジネスはますます重要性を増しており、同社が自社の強みであるエンターテイメント分野で培ったノウハウを活かし、オリジナルコンテンツのライセンス展開を強化することは、今後の事業成長に大きく貢献すると言えるでしょう。
特に、「ポラポリポスポ」は、ファン参加型のプロジェクトとして、キャラクターやコンテンツを成長させていくという斬新な試みです。このプロジェクトが成功すれば、新たなIPを生み出すモデルケースとなり、他の企業にとっても参考になるでしょう。
「ナンジャタウン」は、長年愛されてきたテーマパークですが、今回の出展を通じて、新たなファンを獲得し、さらなる発展が期待されます。30周年という節目を迎え、オリジナルキャラクターを前面に出したライセンス展開は、同施設のさらなる認知度向上に繋がるだけでなく、新たなビジネスチャンスを生み出す可能性も秘めています。
バンダイナムコアミューズメントのライセンスビジネス戦略は、今後のエンターテイメント業界にどのような影響を与えるのか、注目が集まります。