水辺の安全ネットワーク会議Japan Boating and Water Safety Summit 2024
2024年6月7日、神奈川県横浜市のみなとみらいに位置する日本丸メモリアルパークで、海洋文化にfocusを当てた「水辺の安全ネットワーク会議(JBWSS)」が開催されます。この会議には、作家であり「海猿」の原作者でもある小森陽一氏をメインスピーカーとして迎える他、水上安全とその重要性を論じる専門家たちが集結します。
JBWSSの目的
JBWSSは、水上安全と効果的な運航をテーマにした会議であり、舟艇や水上関連団体が集まりお互いの情報交換を行う場です。これまでの活動を通じて、水難事故及び海難の防止に寄与することが目的です。初回の開催は2016年であり、今回で9回目の開催を迎えます。ここまでの間、コロナ禍を経て、私たちは水の安全についての意識を一層深め、途切れることなく進化してきました。
会議の内容とポイント
本年度のテーマは「海洋文化としての水辺のアクティビティーを考える ~Let’s low out! the world’s oceans~」です。このテーマをもとに、基調講演では小森陽一氏が「海と人 夢をカタチに」と題し、60分にわたって講演を行います。
また、他の講演者には、
- - 海上保安庁交通部安全対策課
- - 水難学会事故調査委員会の犬飼直之氏
- - 東京海洋大学の竹本孝弘教授
が参加し、それぞれが20分間の講演を行います。
様々な活動の紹介
参加者は、会議を通じて最新の水上安全のガイドラインや、直面している水難事故の特徴についても学ぶことができます。特に海上保安庁からの展示内容は、実用的な安全情報を提供し、参加者に対して具体的なアドバイスが期待されます。
ツアーイベントの実施
会議終了後には、参加者向けに横浜みなと博物館および帆船日本丸のツアーが企画されています。シーカヤックパークでのカヌーポロデモやSUP(スタンドアップパドルボード)デモンストレーションも無料で参加できるため、海や水辺のアクティビティを実際に体験する良い機会となります。
参加申し込みと情報
今回の会議参加者の申込は、ウェブサイトからも行うことができます。会議当日の参加申し込みも受け付けていますので、興味がある方はぜひ足を運んでみてください。
- - 日時: 2024年6月7日(金)9時~16時
- - 場所: 日本丸メモリアルパーク(神奈川県横浜市西区みなとみらい2-1-1)
- - 詳細情報: JBWSS公式ホームページ
このように、多様な専門家が集まり、海洋文化と安全について議論を深める貴重な機会です。かけがえのない水辺の文化を守り、発展させるための重要な一歩となるでしょう。