MOLDINOが新たなエンドミルを発表
株式会社MOLDINO(本社:東京都墨田区)は、2025年12月22日に新商品「エポックディープラジアスハード-TH3(EPDRH-TH3)」を発売します。この商品は、高硬度鋼加工に特化した4枚刃のラジアスエンドミルであり、精密加工の現場で求められているニーズに応えるために開発されました。
製品開発の背景
MOLDINOはこれまで、高硬度鋼加工向けのエンドミルを数多く展開し、お客様から高い支持を受けてきました。しかし、高硬度鋼の高精度加工を求める声が多く、特にΦ6mm以上の4枚刃ロングネックラジアスエンドミルは選択肢が少なく、ユーザーの要望に応える必要がありました。このような状況を受け、MOLDINOは新商品「エポックディープラジアスハード-TH3」を開発し、市場に投入することを決定しました。
商品の特徴と利点
新商品の最大の特長は、その高硬度加工向けの超硬母材とTH3コーティングの組み合わせによって、工具の寿命が大幅に向上することです。また、これまで選択肢が限られていたΦ8mm以上のロングネックタイプを新たに拡充し、より幅広いニーズに応えることが可能となりました。加えて、このエンドミルは荒加工から仕上げ加工まで多用途に対応できるため、製造現場のさまざまなニーズに応えることができるでしょう。
推奨の加工用途
エポックディープラジアスハード-TH3は、高硬度鋼の荒加工と仕上げ加工に最適です。特に入れ子やピン穴など、高い精度が求められる立壁の加工において、その性能を最大限に発揮します。
仕様と価格
このエンドミルの仕様としては、工具径がΦ8, 10, 12と用意されており、コーナー半径はR0.2からR2までの26アイテムを揃えています。価格は¥15,500から¥30,500(消費税別)で、各種ニーズに合わせて選択可能です。
おわりに
2025年12月22日の発売を控えた「エポックディープラジアスハード-TH3」は、既存の高硬度鋼ラジアスエンドミル EPDREH-TH3(Φ0.2~Φ6mm)との併用により、幅広いアプリケーションに対応可能です。精密加工の現場での悩みを解消するために、新たな選択肢を提供するこの商品にご期待ください。
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