日本酒を通じた文化交流プロジェクト「DRINK SAKE OF PEACE」が始動

日本酒を通じた新たな文化交流

日本酒の魅力を世界に広めるプロジェクト「DRINKSAKE（酒）OF PEACE」が始まりました。この取り組みは、2019年度にベトナム・カントー市で行われた初回を皮切りに、2020年からはメキシコなど他国とのコラボレーションを通じて国際的な交流を深めていくことを目指しています。

このプロジェクトの運営を担うのは、アゾニックスジャパン株式会社であり、一般社団法人ミス日本酒との連携により、日本酒を通じた様々な商品開発やイベントを実施する予定です。

この活動は日本酒の素晴らしさを多くの人に知ってもらうとともに、日本の文化を発信するための重要なステップです。特に日本が誇るアニメとのコラボレーションとして、アニラバコラボ酒も販売されており、若い世代にも日本酒に親しんでもらう機会を提供しています。

一般社団法人ミス日本酒

「ミス日本酒」は、2013年に設立された団体で、日本酒を代表とした日本文化を国内外に広める役割を担っています。この活動は外務省や農林水産省などの後援を受けており、選考会を通じて誕生したアンバサダーたちは、日本酒の魅力や文化を発信しています。これまでに6代のアンバサダーが誕生し、2020年度には世界5地域で選考会が開催されるなど、国際的に日本酒の魅力を広げる活動を精力的に行っています。

特に、2016年にはアメリカのウォール・ストリート・ジャーナルから「水着審査のない女性の尊厳と平等をうたった文化事業」と評価され、その取り組みが世界的にも注目されました。

現在、ミス日本酒はハワイやニューヨーク、ロンドンなど、世界17カ国30都市以上で、日本酒を通じて日本の食文化を啓発し、観光誘致を目的とした活動を年間400件以上行っています。

まとめ

「DRINKSAKE OF PEACE」は、日本酒を通じて世界とつながる新しい文化交流の形です。日本の伝統を大切にしながら、さまざまな国と協力し合い、互いの文化を尊重し合うことが求められています。さらなる協力企業も募集中で、日本酒が許す魅力的なネットワークを広げたいと考えています。

ぜひ、このプロジェクトから目が離せません。日本酒を愛する人々が、共に未来に向かって歩みを進めていく様子を見守りましょう。