AIロボット「Lanky Porter」が熱海後楽園ホテルで活躍!人手不足解消しサービス向上に貢献
静岡県熱海市にある「熱海後楽園ホテル」が、キングソフト株式会社が提供するAIサービスロボット「Lanky Porter(ランキーポーター)」を導入した。同ホテルでは、人手不足が課題となっていたレストラン業務の効率化を目指し、Lanky Porterを導入。その結果、サービスの質向上と顧客満足度向上に繋がっている。
Lanky Porterがもたらす効果
Lanky Porterは、現在、熱海後楽園ホテル内の割烹レストラン「紅梅亭」とレストラン「HARBOR'S W」の2店舗で最大5台稼働している。
導入前は、スタッフ不足により、ピーク時には料理提供が遅れ、お客様を長時間お待たせしてしまう状況もあった。しかし、Lanky Porterの導入により、料理の配膳や下げ膳といった業務を効率化し、スタッフは本来の業務である接客や顧客対応に集中できるようになった。
その結果、ランチタイムのピーク時のウェイティングタイムは最大40分削減され、席の稼働率も向上した。また、スタッフは、お客様に更なるホスピタリティの高いサービスを提供できるようになった。
Lanky Porterの多様な機能
Lanky Porterは、運搬や配膳を自動化するAIサービスロボットであり、様々な機能を備えている。
- - 配送モード: 設定した地点まで、モノを自動で運搬する。
- - 案内モード: 登録した地点までの案内を行う。
- - 下げ膳モード: テーブルの片付けに食器類を下げる。
- - 巡回モード: 登録した地点を自動で巡回する。
- - 広告宣伝モード: ディスプレイに画像や動画を表示し、音声で情報を発信する。
これらの機能によって、Lanky Porterは飲食店やスーパーマーケット、病院、介護施設など、さまざまな場所で活躍することが可能だ。
熱海後楽園ホテルについて
熱海後楽園ホテルは、全室オーシャンビューの「タワー館」と多様な客室タイプを備えた「AQUA SQUARE」で構成されている。自家源泉を使用した天然温泉の大浴場や、伊豆の食材をふんだんに使用したレストランなど、お客様に快適な滞在を提供している。
キングソフト株式会社について
キングソフト株式会社は、「すべての人の働き方に彩りを」をミッションに掲げ、クラウド型オフィスソフト「WPS Cloud」、ビジネスチャット・社内SNS「WowTalk」、法人向け名刺管理ソリューション「CAMCARD BUSINESS」など、様々なサービスを提供している。
Lanky Porterの導入は、人手不足に悩む多くの企業にとって、大きな参考になる事例と言えるだろう。今後、AIサービスロボットの導入は、ますます加速していくと考えられる。