eラーニングで業務効率化を実現したプロネクサスの成功事例
1. はじめに
兵庫県たつの市に本社を置くlearningBOX株式会社が開発したeラーニングシステム「learningBOX」が、株式会社プロネクサスに導入され、大きな成果を上げています。本記事では、プロネクサスが直面していた課題や、新たに導入したシステムの効果について詳しくご紹介します。
2. プロネクサスの企業紹介
株式会社プロネクサスは、法定開示書類の作成や開示支援を主要業務とする企業です。上場企業を中心に新規上場や決算報告、IR、投資信託などのサービスを提供しています。社員数は約1,000名。業務の効率化が求められていました。
3. 導入前の状況と課題
プロネクサスは以前、別のeラーニングシステムを利用していましたが、以下のような問題が発生していました。
- - 文字化け: PDFデータをアップロードすると、文字化けが生じやすい。
- - 受講履歴管理: IDしか取得できず、社員情報との照合作業に多くの時間がかかっていた。
これらの問題により、社員研修は受け身の形になってしまい、能動的に学習する環境が整っていないことも課題でした。
4. 新しいシステムの導入
社内では「learningBOX」の導入が進められました。導入の決め手となったのは、次の3つでした。
1.
カオナビとの連携: 社員情報を一元管理できる点。
2.
直感的な操作性: マニュアルなしでも直感的に操作できるという利便性。
3.
コストパフォーマンス: 専用サーバーオプション込みでも、低コストとなる見込み。
5. 導入後の効果
導入後、プロネクサスでは多くの改善が見られました。
5.1 研修の立ち上げ
- - 研修立ち上げがスムーズになり、1年間で60本以上の研修を実施。
- - 研修内容が「非常に分かりやすい」と好評。
5.2 作業負担の軽減
- - 受講者設定の作業時間が88%削減。
- - 未受講リストの作成時間が97%削減。
これにより、講師や管理者の作業負担が大幅に軽減されました。
6. 今後の展望
プロネクサスは、さらにこのシステムを活用し、ナレッジの共有やパートナー企業へのコンテンツ提供を目指しています。業務改善計画は引き続き進行中です。
7. まとめ
eラーニングシステム「learningBOX」の導入によって、プロネクサスは業務の効率化を実現し、社員の学びをより深める環境を整えました。今後もこの取り組みを通じて、さらなる成長を期待したいところです。