漫画インフルエンサーとSNSインフルエンサーの違い
この数年でSNSを活用したマーケティング手法が進化し、新たな形として「インフルエンサー」が注目されています。その中でも、漫画を利用したインフルエンサー(以下、漫画インフルエンサー)への関心が高まっており、マーケティング担当者の実感がそれを物語っています。株式会社PRIZMAによる調査結果から、漫画インフルエンサーのPR効果が顕著であることがわかりました。
調査概要
PRIZMAでは、InstagramやXを活用したPRを行う企業のマーケティング担当者511名を対象に、「漫画インフルエンサーとSNSインフルエンサーの違い」について調査を実施しました。この調査は企業の業態やインフルエンサー活用の目的、結果を客観的に分析しています。
漫画インフルエンサーの活用目的
調査によると、漫画インフルエンサーの主要な活用目的としては、以下のような結果が出ました。
- - 広告クリエイティブの素材:50.8%
- - 自社オリジナルコンテンツの拡充:41.8%
- - 競合との差別化:29.3%
一方、一般的なSNSインフルエンサーの活用目的は、以下のようになっています。
- - 企業名・サービスや商品の認知拡大:37.8%
- - 自社オリジナルコンテンツの拡充:33.1%
- - 広告クリエイティブの素材:28.4%
これらの情報から、漫画インフルエンサーはデザイン性やコンテンツへの訴求力が高いため、広告的な素材として多く利用されていることが見受けられます。
インフルエンサーへの依頼内容
マーケティング担当者がインフルエンサーに対して求めるアクションについては、
公式アカウントのフォロー促進が両者共に最も多く、漫画インフルエンサーでは50.4%に対して、SNSインフルエンサーは47.2%です。他に、商品購入へのリンクやキャンペーンへの参加促進などもポイントとなります。
PR結果の満足度
最も注目すべきポイントは、PRの結果に対する満足度です。調査によると、漫画インフルエンサーの活用結果は以下の通りでした:
- - とてもうまくいった:34.0%
- - ややうまくいった:53.9%
- - あまりうまくいかなかった:10.5%
- - まったくうまくいかなかった:1.6%
対してSNSインフルエンサーの場合は、これらの数字が次のようになっています:
- - とてもうまくいった:5.1%
- - ややうまくいった:65.4%
- - あまりうまくいかなかった:28.0%
- - まったくうまくいかなかった:1.5%
漫画インフルエンサーがより高いPR効果をもたらしていることが明らかになりました。全体の約8割以上が「とてもうまくいった」「ややうまくいった」と回答したことから、漫画の特性を活かしたコンテンツが非常に効果的であると言えるでしょう。
結論
今回の調査結果により、漫画インフルエンサーとSNSインフルエンサーの効果的な活用方法は大きく異なることが示されています。特に、漫画インフルエンサーは広告としての役割が強く、マーケティングにおいて非常に有利な選択肢であることがわかります。PRIZMAの提供する漫画PRサービスを活用することで、企業はこの新たなマーケティング手法を通じて、より多くのユーザーにリーチし、効果を上げることが可能になるでしょう。是非、このデータを参考に今後の戦略を考えてみてください。