東洋大学がAIマッチング「REALME」で就活生をサポートする新たな試み
近年、就職活動の早期化とオンライン化が進む中、学生一人一人が自分に合った企業を見極めることが難しくなっています。そこで、株式会社ABABAが提供するAIマッチングツール「REALME」が注目されています。2026年2月17日から19日にかけて、東洋大学の白山キャンパスで行われた学内企業説明会では、実に約1,500人の学生が参加し、この新しい企業探しの形を体験しました。
1. マッチング支援の背景
近年の就職活動では、情報過多により学生が「どの企業が自分に合っているのかわからない」と悩むケースが増加しています。従来の企業説明会では、どうしても知名度の高い企業に目が行きがちで、また環境の変化から学生は自ら行動しにくくなっています。そこで、東洋大学では、あえて対面形式での合同説明会を実施し、AIという客観的な視点を用いて学生の企業選択をサポートする取り組みを行いました。
2. 「REALME」の活用方法
当日は、学生たちが自分のスマートフォンを使用して「REALME」を使ったマッチングを体験。プロセスは次の3つのステップで構成されています。
- - STEP1 自己分析: AIによる診断を通じて、自身の価値観や強みを明確化。
- - STEP2 マッチング: 企業の中から自身の強みに合った企業を、なぜその企業が合うのかの根拠とともに提示。
- - STEP3 ブース訪問: 提示された根拠をもとに、自信を持って企業のブースに足を運ぶ。
この新しい仕組みにより、学生たちは見知らぬ企業への一歩を踏み出しやすくなりました。事前に「なぜ自分とその企業が合うのか」が示されるため、知名度に惑わされずに企業訪問を行うことが可能になります。
3. 今回の取り組みの意義
この取り組みの意義は主に以下の3点です。
1.
行動のきっかけを創出: AIによる診断で見えてきた自分の強みや適性をもとに、多くの学生が知名度に捉われず新たな企業との出会いを経験しました。
2.
本質的な対話の促進: 「REALME」が自身の強みを言語化することで、学生は企業に対して具体的な根拠を持って対話をすることができ、より深いコミュニケーションを実現しました。
3.
幅広いキャリア支援を実施: 210社以上の企業が出展し、全学規模で行われたこの取り組みは、特定の学部や希望者に限定することなく、全ての学生に向けたサポートを提供しました。
4. 学生たちの反応
企業説明会に参加した学生からは、AIによるマッチングが新たな気づきや自信に繋がったという声が寄せられました。自分の志望分野に囚われず、幅広い選択肢を知ることで行動に変化が生まれたケースや、過去には選考対象に考えなかった企業との出会いを楽しんだ学生も多かったようです。
特に「自分の強みが明確になり、それに合った企業を知ることができた」という声が多く寄せられ、本取り組みの成果が明らかとなっています。
5. 今後の展望
ABABAは、AI技術を用いた大学との連携を通じて、次世代の就職支援を模索していく考えです。「REALME」を通じて、学生が自身に合った企業を見つけ、より良い未来を築く手助けをし続けることを目指しています。
このように、東洋大学とABABAの取り組みは学生に新たな視点を提供し、企業選びにおける選択肢の幅を広げる大きな一歩となるでしょう。