世界を目指す株式会社クリエイターズネクストの挑戦と未来

株式会社クリエイターズネクストが描く未来

2018年のHKSTP Elevator Pitch Competition（EPiC2018）において、株式会社クリエイターズネクストが日本の企業として初めてファイナリストに選ばれました。このニュースは多くのメディアでも取り上げられ、同社の取り組みに注目が集まっています。

クリエイターズネクストについて

「株式会社クリエイターズネクスト」は、ウェブサイトの設計をはじめとするWebマーケティング全般を手がけるB2B企業です。特に注目すべきは、同社が提供しているWeb解析およびレポーティングシステム「KOBIT」です。このツールは、Google AnalyticsやSearch Consoleと連携可能で、その導入実績は1800社以上にのぼります。

同社のCEOである窪田氏は、Web解析を通じて企業にとって価値のある体験を提供することに重きを置いており、先進的なサービスを展開しています。

ピッチコンテストの魅力

ピッチコンテストとは、経営者が投資家に対し短時間で自社やサービスのプレゼンテーションを行うもので、シリコンバレーで発祥した文化です。特に「エレベーターピッチ」は、15秒から1分の間に簡潔に情報を伝える技術が求められます。言葉の通り、エレベーター内での短い時間にプレゼンを行うことから、瞬時に訴求する力が必要とされます。

EPiC2018は、マカオ・香港科学技術園が主催するイベントで、世界中からスタートアップ100社が選ばれ、60秒間でのピッチを行う場として知られています。特にユニークなのは、ピッチがエレベーター内で行われること。地上2階から最上階までの60秒間、起業家は審査員に向けて自社の魅力を伝えます。この形式は、参加企業にとって新たな挑戦となるだけでなく、視覚的にも印象的です。

KOBITを世界へ

窪田CEOは、KOBITが現在すでに10カ国で使用されていることを背景に、今後196か国での導入を目指すと語ります。「日本国内で完結するサービスを目指すのではなく、世界中どこでも当たり前に使われるサービスとしての進化を期します。人類の進化に貢献することが我々の使命です」と言葉に熱がこもります。

今回のファイナリスト選出を契機に、クリエイターズネクストはさらに大きな飛躍を遂げることでしょう。今後の展開に期待が高まります。