LIFULL、日本代表チームをサポートしホームレス・ワールドカップに挑む
株式会社LIFULL(ライフル)は、2024年9月に韓国・ソウルで開催される「ホームレス・ワールドカップ」への参加を決定し、日本代表チームのオフィシャルスポンサーに就任することを発表しました。この大会は、安定した居住環境を持たないホームレスの方々が一生に一度だけ参加できる特別なストリートサッカーの大会です。
大会概要とLIFULLの参加意義
「ホームレス・ワールドカップ」は2003年に始まり、毎年開催されていますが、2024年はアジア初の開催地として韓国・ソウルにて行われる予定です。日本代表は過去に3回参加しており、外部からの寄付に頼った資金調達が課題とされてきた中、LIFULLの協力により資金面でのサポートが実現します。
LIFULLの社長である伊東祐司氏は、「この大会の理念である『ホームレスの存在しない世界』を共に目指し、選手の自立支援を行う」とコメントしています。この大会は、単にスポーツイベントとしてだけでなく、社会の中で見えにくい問題を浮き彫りにし、選手たちの活躍が多くの人々に希望を与えることを目指しています。
LIFULLの支援内容
LIFULLは大会出場に向け、以下のような具体的な支援を行う予定です。
- - 資金援助:日本代表の大会出場に必要な資金を提供。
- - ユニフォームデザイン:日本代表チームのユニフォームを新たにデザイン提供。
- - 住まいの支援:LIFULL HOME'Sのノウハウを駆使して、選手一人ひとりの住まい探しをサポート。
- - 啓発活動:広義のホームレス問題に関する理解を促進するための広報活動。
NPO法人「ダイバーシティサッカー協会」と協力し、LIFULLは選手たちが安心してプレーできる環境を整え、社会課題の解決に向けて貢献します。鈴木直文理事は、「今大会を通じ、選手たちが自らの力を信じられるようになり、未来への希望を見出してほしい」と期待を寄せています。
最後に
LIFULLは、創業以来社会課題の解決に取り組んできた企業であり、今回のメッセージは、住まいという基本的人権の大切さを訴えるものです。選手たちがサッカーを通じて自己表現し、自立を果たすための一歩を踏み出せるこの機会は、ただのスポーツイベントを超えた重要な意味を持ちます。
「ホームレス・ワールドカップ」は、選手たちの未来を切り拓く大きな舞台となることでしょう。LIFULLが支援する中で、これまで見えなかった課題に光が当たり、多くの人々に希望を与えることが期待されます。