町田市で採択、AI行動認識技術の警備システム『asilla』の実力と今後の展望
東京都町田市に本拠を構える株式会社アジラが開発したAI警備DXシステム『AI Security asilla』が、2024年度町田市トライアル発注認定商品に採択されました。この認定制度は、新規性や優れた価値を持つ商品やサービスが選定されるもので、アジラの技術が高く評価されたことを示しています。
『asilla』は行動認識AIを基にした警備システムで、既存の防犯カメラの映像をリアルタイムで解析する能力を備えています。これにより、転倒や暴力行為の検知だけでなく、事故の予兆を察知することも可能です。導入先としては商業施設や病院、駅や空港など、多岐にわたる公共インフラに100以上の実績があります。
トライアル発注認定制度とは
町田市のトライアル発注認定制度は、地域の事業者が新たな商品やサービスを試行する機会を提供します。この制度では、専門家による審査を経て選ばれた製品に対して、町田市が取り組み支援を行います。この認定を受けることで、アジラはさらなる案件の拡大を期待しています。
代表取締役CEOの尾上剛氏は、「今回の採択を非常に嬉しく思い、町田市の公共エリアで『asilla』を運用し、より安全な環境を提供できることを願っています」とコメントしています。アジラは引き続き、地域の安全に寄与しつつ、その技術を進化させていく方針です。
AI Security asillaの特徴
『asilla』は、特許を取得した「違和感検知」機能を搭載しており、普通とは異なる行動を識別し、即座に通知します。これにより、未然に事故や事件を防ぐことが可能です。また、24時間365日、数百台のカメラ映像をAIが常に監視しており、目に見えない微細な動きも検出します。
既存の防犯カメラを利用できるため、導入コストを大幅に抑えられます。特にエンタープライズプランでは、サーバー一台で最大50台分の映像を解析できるため、大規模な施設でも運用が容易です。さらに、安全な環境での利用が保証されており、外部に映像が流出するリスクはありません。
最新の『asilla Ver2.4』では、火事や不審物の検知機能も実装予定であり、公共施設や交通インフラの安全性をさらに高めることが期待されています。特に、火事検知に関しては、消防法で定められた範囲外の火災も認識できるため、より広範囲の監視が可能となります。
体験イベントと今後の展望
アジラでは、『asilla』を体験できるプレゼンテーションルームを設けており、メディア関係者に世界的な行動認識技術を実際に体験してもらう機会を提供しています。興味がある方は、担当者への連絡を通じて体験の申し込みが可能です。
今後、アジラはさらなる機能追加や改良を行い、社会全体に安心・安全を広めるインフラとしての役割を目指していきます。行動認識AIによる新しい安全の形を、ぜひご注目ください。
お問い合わせ先
株式会社アジラに関する詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。プライバシーや情報セキュリティについても、しっかりとした取り組みがあります。
公式ウェブサイト:
アジラ公式サイト