映画『桜色の風が咲く』で学ぶ盲ろう者の世界とコミュニケーションの重要性

映画『桜色の風が咲く』上映イベント開催のお知らせ

近年、視覚や聴覚に障害を持つ方々への理解が求められている中、認定NPO法人東京盲ろう者友の会が主催するイベントが、埼玉県越谷市で開催されます。このイベントでは、映画『桜色の風が咲く』の上映に加えて、同作のモデルであり講演者の福島智さんによる貴重な講演も行われます。

イベントの概要

このイベントは2024年11月3日（月・祝）に文教大学越谷キャンパスで行われる予定です。開場は12:30、上映は13:00からスタートし、映画の後には福島智さんの講演と質疑応答が行われます。参加費は無料で、情報保障も完備されています。多くの方々にご参加いただき、盲ろう者の生活やコミュニケーションについて考える機会としたいと思います。

映画とコミュニケーションの重要性

映画『桜色の風が咲く』は、視覚と聴覚を失った福島智さんが自身の経験を基に、母親と共に新しいコミュニケーションの形「指点字」を確立していく過程を描いています。この映画を通じて、私たちは「言葉」と「人」がどのように結びつくのか、さらには多様性と共生の重要性について一緒に考えることができるのです。

参加対象者

本イベントは、教育や福祉、心理、メディア、デザインなどの分野に興味を持つ学生や教職員、さらには盲ろう者の支援を行いたいと思っている一般の方々に向けて開催されます。コミュニケーションのあり方や多様性について新たな視点を得たい方々にぜひご参加いただきたいです。

福島智さんの講演

福島智さんは、東京大学の先端科学技術研究センターで特任教授を務めており、自身の経験を元に障害学を専門としています。彼の講演は、私たちに盲ろう者の実態や支援の必要性を伝えてくれる貴重な機会です。また、講演後には質疑応答が設けられているため、参加者の皆様が直接質問をし、疑問を解消するチャンスもあります。

申し込み方法

イベントの定員は100名で、参加希望者は事前に申し込む必要があります。申し込みは以下のリンクから可能です。情報保障や座席に特別な配慮が必要な場合もフォームからお知らせください。定員に達し次第受付は終了しますので、早めの申し込みをお勧めします。

申込フォームはこちらから

お問い合わせ

本イベントの詳細や参加に関しての問い合わせは、文教大学教育学部発達教育課程特別支援教育専修の佐々木さんまでご連絡ください。助成事業全体や盲ろう者についての問い合わせは、認定NPO法人東京盲ろう者友の会が受け付けています。

この貴重な機会に参加し、盲ろう者の理解を深めることで、私たちの生活や社会におけるコミュニケーションのあり方について再考してみませんか。