慶徳紀子 書展「間(ま)」
2024-06-26 19:17:41

銀座・和光で書家・慶徳紀子さんの書展「間(ま)」開催!65年の書業を凝縮した作品の数々

銀座・和光では、2023年7月18日(木)から28日(日)まで、セイコーハウスホール(旧和光ホール)にて、書家・慶徳紀子さんによる書展「間(ま)」が開催されます。

慶徳さんは、平安古筆を学びながらも時代の変化を大切にし、現代的な書を追求しています。常に挑戦者であり続ける姿勢で、自分を見つめなおすことで、新たな書の表現に挑戦し続けてきました。

書業65周年となる今回の展覧会では、金銀箔にいろはを書いた大作の屏風や額装作品を中心に、軸や小作品など、合計65点の作品が展示されます。

「間」をテーマに、空間美を活かした作品は、どれも慶徳さんならではの間合いと呼吸が感じられます。慶徳さんの書の世界は、見る人の心を深く揺さぶる力を持っています。

今回の展覧会では、慶徳さんの書業65年の軌跡を感じることができます。書の世界に触れ、心の奥底に響く書の魅力を体感してみてはいかがでしょうか。

慶徳紀子さんについて



慶徳紀子さんは、1941年生まれの書家です。1959年に大東文化大学に入学し、熊谷恒子氏、松井如流氏に師事しました。1963年に大学を卒業後、大妻中学高等学校で書道講師を務めました。

1966年には日本美術展に入選し、その後も23回入選、2000年まで作品を出展しています。2000年から2013年までは大東文化大学の非常勤講師を務めました。

数々の賞を受賞しており、2007年には毎日書道顕彰芸術部門を受賞、2014年には日本書道美術院展サンスター国際賞を受賞しています。

現在も、(一財)毎日書道会参事、毎日書道展かな部審査会員、(公社)全日本書道連盟評議員、(一財)日本書道美術院常任顧問、かな書道作家協会会長、日本詩文書作家協会顧問、恒香会代表、朱香会主宰を務めるなど、精力的に活動しています。

展示情報



開催期間: 2023年7月18日(木)~28日(日)
会場: セイコーハウスホール(東京都中央区銀座4-5-11 セイコーハウス 6階)
お問い合わせ: (03)3562-2111(代表)
営業時間: 11:00~19:00(最終日は17:00まで)
休業日: 無休
入場料: 無料

主催: 和光
後援: 毎日新聞社、(一財)毎日書道会、(公社)全日本書道連盟、(一財)日本書道美術院、かな書道作家協会、日本詩文書作家協会、朱香会

※ 和光ホールは、「セイコーハウスホール」へ名称変更しました。
※ 撮影をご希望の際は、営業時間外にて承ります。
※ 営業時間および催事は予告なしに変更する場合がございます。最新の情報は、ホームページをご覧ください。

ホームページ: https://www.wako.co.jp/
インスタグラム: https://www.instagram.com/wako_ginza_tokyo/
美術専用インスタグラム: https://www.instagram.com/art_wako_ginza_tokyo/
慶徳紀子さんの書展「間(ま)」は、書家としての65年の軌跡を感じられる素晴らしい展覧会でした。金銀箔にいろはを書いた大作の屏風は圧巻で、その美しさに息を呑みました。

慶徳さんの書は、力強く、繊細で、そして優しさに溢れています。筆の運び一つ一つに、長い年月をかけて培ってきた技術と情熱が感じられ、作品から慶徳さんの生き様すら伝わってくるようでした。

特に印象的だったのは、空間美を活かした作品の数々です。「間」を意識して書かれた作品は、余白の美しさを感じさせ、見る人の想像力を掻き立てます。

慶徳さんの書は、単なる文字の羅列ではなく、そこに込められた想いや感情が、見る人の心に直接響いてくるような力を持っています。書の世界に触れたことがない人でも、きっとその魅力に引き込まれることでしょう。

今回の展覧会は、書の世界をより深く理解する良い機会になると思います。慶徳さんの書の魅力を、ぜひご自身の目で確かめてみてください。

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