日本の医療業界を変革するHITOTSUの新しい取り組み

HITOTSUの新たな挑戦

日本の医療業界を支えるHITOTSU株式会社が、医療DXチャット「Link」を進化させ、革新的なオールインワンツール「HITOTSU」の開発に乗り出しました。この新たなツールは、医療機関が直面する課題に応じた便利な機能を多数搭載し、業務効率を飛躍的に向上させることを目指しています。

医療DXチャット「Link」から「HITOTSU」へ

2024年3月にリリースされた医療DXチャット「Link」は、すでに全国200以上の医療機関や企業に導入され、多くの成功事例を生み出しています。特に「“言った言わない”がなくなる！」というコンセプトは、医療機関のコミュニケーション向上に寄与しています。しかし、より多くの病院が抱えるコミュニケーションの非効率性を改善するために、HITOTSUは新たに他の業務機能も統合していくことを決定しました。

病院業務のニーズに応える機能

「HITOTSU」には、申請・承認（ワークフロー）機能や発注、カレンダー、通話など、医療現場に特化したさまざまな機能が集約されます。このオールインワンツールは、コスト効率を重視しながら、月額200円／ユーザーという格安な料金で提供される予定です。

特に、申請・承認機能は業務の効率化に寄与し、医師や看護師の負担を軽減することを狙いとしています。さらには、これらと連動した発注機能により、外部とのやり取りも一元化され、大幅な業務の簡素化が期待されています。

開発協力病院の募集中

HITOTSUは、開発の一環として無償協力を提供する病院を現在募集中です。この協力により、実際の医療現場からのフィードバックを得て、各機能の更なる向上を図ることができます。すでに香川の回生病院が協力病院として手を挙げ、230人の医師・看護師でLinkを運用しています。

実際の運用効果

回生病院での運用では、外来診療中の電話連絡が減り、医師と看護師のコミュニケーションがスムーズになったという報告があります。これによって双方の心理的負担が軽減され、より良い医療サービスの提供につながっています。理事長の松浦一平氏は、この取り組みの進展に感謝の意を示し、新たな機能開発の期待も寄せています。