スタートアップでのセクシャルハラスメント防止を考える実践イベント
2024年11月4日、東京都渋谷区のSHIBUYA QWSで、「“起業と性被害”今、私たちにできること」というイベントが開催されます。このイベントは、株式会社SISTERSと非営利株式会社ピロウの共催により実現しました。
開催の背景
最近のNHKの報道によると、女性起業家のうち半数がセクシャルハラスメントの被害に遭っていることが分かり、社会的関心が高まっています。このことを受け、スタートアップ界隈では改善の声が上がっています。そこで、実践的な学びを通じて、被害を防ぐための具体策を考える場が必要とされています。
イベントについて
このイベントでは、セクハラが目の前で起こった時、また相談を受けた際に、どう行動するべきかを学びます。前半では性被害やセクシャルハラスメントの防止について、有識者を招いたトークセッションが行われ、後半では参加者がアクティブ・バイスタンダーとして具体的な行動を練習するワークセッションが設けられています。
アクティブ・バイスタンダーとは
アクティブ・バイスタンダーは、ハラスメントや差別が目の前で起こった際に傍観せず、積極的に行動する役割を持つ人々です。彼らは、被害を軽減するために重要な存在となることが求められています。
イベントの詳細
- - 日時:2024年11月4日(月) 19:00-21:00
- - 場所:SHIBUYA QWS(渋谷区渋谷2丁目24-12、スクランブルスクエア15F)
- - 参加料金:
- 対面参加チケット(軽食スナック付き)
U30:1,000円(限定10席)
一般:3,000円
- アーカイブ配信参加:1,500円
- 寄付付きチケットも用意されています。
登壇者
トークセッションには、NHKのプロジェクトセンターディレクター市野凛氏、D&I財団のCOO石倉秀明氏、fermata株式会社の代表杉本亜美奈氏など、各界の専門家が登壇します。彼らは性被害防止に向けた取り組みや、企業内でのハラスメント対策についての知見を共有します。
申し込み方法
参加申し込みは、以下のリンクから行えます:
イベント申し込みページ
サポート体制
イベントでは、情報保障として音声認識による文字起こしや自動翻訳機能が導入され、筆談や手話通訳も可能です。また、心理士が同席し、万が一の際のサポートも行います。
スタートアップ界に求められる変化
このような実践型イベントの開催は、スタートアップ界のセクハラ被害を減らすための重要なステップとされています。参加者一人ひとりができる具体的なアクションを学び、行動することにより、より安全で健全な起業環境を作る手助けになることでしょう。