福岡での特別なオートレース体験
2024年8月25日、福岡県飯塚市にて「オッズパークpresentsキッズバイク教室」が開催されました。主催は元オートバイレーサーの青木宣篤氏とオッズ・パーク株式会社であり、今回のイベントは次世代のライダーを育成し、オートレース業界の活性化を目指して行われました。親子27組が参加したこの催しは、子どもたちがバイクに乗る楽しさを体感する貴重な機会となりました。
参加者は、初めてバイクに触れる子どもたちであったため、イベント開始直後は緊張の面持ちが見られました。しかし、プロのレーサーたちの丁寧な指導で、すぐにリラックスし、自信を持ってバイクを運転する姿が見受けられました。親子で協力して楽しむ温かな雰囲気あふれるイベントでした。
イベントの内容
このキッズバイク教室は、ミニバイク(50cc以下)を用いた親子参加型イベントでした。参加する親は、子どもに紐をつけたバイクを補助しながら、約15分間の体験走行を楽しみました。レーサーたちが直接指導することで、子どもたちはバイクの楽しさや操作のコツを学ぶことができました。
参加者の声
イベントに参加した子どもたちの反応は様々でした。ある8歳の男の子は「最初は緊張したけれど、楽しかった!バイクを習いたくなった。」と嬉しそうに話していました。5歳の子どもは「音が大きくてびっくりしたけれど、バイクがすごくかっこよくて楽しかった。」と興奮した様子でした。保護者も「飯塚オートレース場によく来るので、案内を見てこのイベントを知った。初めてミニバイクを経験させたが、本当に楽しそうで良かった。」と満足の声を寄せていました。
青木宣篤氏の思い
イベント主催者の青木宣篤氏は、「野球やサッカーと同じように、気軽にバイクにチャレンジできる機会を増やしたい」という想いから、今回の企画を実現しました。また、国内外で経験を積んだ若手ライダーたちが、子どもたちにバイクの楽しさを伝えてくれました。彼は、沢山の子どもたちがバイクの魅力に触れ、レースの素晴らしさを理解してくれたと語りました。
イベントの意義
今回のイベントは、オッズ・パークが掲げる「地方からニッポンをドキドキさせる」というスローガンのもとに実施されました。新型コロナウイルスの影響や原材料の高騰によって、バイクに触れる機会が減少している中、未来のライダーに素晴らしい体験を提供することを目的としています。このようなイベントを通じて、オートレースの魅力を多くの人に伝えるとともに、地域の活性化にも寄与することを目指しています。
今後も継続的に開催されることを期待し、福岡県のオートレース業界がさらに盛り上がっていくことを願っています。