岡本銘木店が地域の子どもたちに伝統木工技術を体験させる3つのイベントを開催

岡本銘木店が主催した特別な体験教室

株式会社岡本銘木店は2024年11月に、大阪で3大イベントを開催しました。この取り組みは、地域の子どもたちや留学生に向けて、木工技術や日本の伝統文化を体験する機会を提供することを目的としています。

留学生のための欄間体験教室

最初のイベントは、11月8日にECC国際外語専門学校で行われた「海外留学生の欄間体験教室」です。この教室では、留学生が日本の伝統的な欄間作りに挑戦しました。専門の職人が直接指導し、参加者は彫刻刀を使って自分だけの作品を制作しました。

留学生たちにとって、このイベントは日本の文化や技術を学ぶ貴重な機会でした。参加者は、富士山やうさぎのモチーフを彫刻しながら、集中して技を学びました。午前と午後に分かれたクラスは、16名の留学生で満席となり、日本の木工技術の奥深さを実感しました。

夢を膨らませる職業体験

次に、11月9日と10日に開催された「みらいのたからばこin大阪2024」では、岡本銘木店が独自のブースを設け、多くの子どもたちに木工体験を提供しました。ここでは、プレカット木材を自分たちで組み立てる「お家づくり体験」が用意され、子どもたちは楽しみながら木造建築の魅力に触れました。

このイベントには、約18,000名の来場者があり、特に岡本銘木店のブースには多くの親子が訪れました。子どもたちは法被を着て木槌を手に、大きな声で掛け声をあげながら盛り上がり、会場は活気に満ちていました。

子ども起業塾での伝統技術の伝承

最後に、11月30日には大阪木材仲買協同組合で「子ども起業塾」が開催され、岡本銘木店は講演と木工体験を提供しました。このイベントでは、会社の歴史と共に、伝統的な木工技術を紹介しながら、子どもたちに環境適応の重要性を伝えました。

スキルを持つ職人たちからの指導を受けながら、小学生たちはコースター彫刻の体験を行い、真剣に彫刻に挑みました。このような体験を通じて次世代が伝統技術に触れることができ、将来のビジョンを持つ貴重な機会となりました。

地域と共に歩む岡本銘木店

これらのイベントには延べ100人以上が参加し、岡本銘木店の伝統技術を地域に広める重要な機会となりました。会社は今後も伝統を守りながら、地域に貢献し続けるための取り組みを進めていく所存です。いつまでも次の世代へ伝えられるよう、地域社会とのつながりを大切にしていきたいと思います。

岡本銘木店は、伝統的な木工技術を次世代に伝えるために、これからも様々なイベントや体験教室を企画していく予定です。