壁を壊さずに配管を更新!
株式会社P・C・Gテクニカが展開する新しい配管再生法、FRPライニング工法は、マンション管理組合の新たな選択肢となっています。この技術は、家の内装を傷めることなく給排水管を更新できるため、特に高経年マンションが多い大阪でのニーズが高まっています。
管理組合が抱える「3つの壁」
多くの管理組合が配管更新に躊躇する理由として、主に次の3つの問題が挙げられます。
1.
合意形成の難しさ:全面更新工事にかかる費用が高額で、居住者の追加負担に対する合意を得るのが難艇支えられます。特に高齢者が多いエリアでは、費用の捻出に対する抵抗感が強く、総会での承認が得られないこともしばしばです。
2.
居住者への負担:従来の工事方法では、各住戸への入室が必要で、工事の途中で長時間の断水が発生します。これは特に高齢者や小さな子供を持つ家庭にとって大きな負担となり、居住環境を脅かします。
3.
工事の長期化:更新工事は数ヶ月にわたることが多く、その間は騒音や粉塵が発生します。このような状況は、居住者からのクレームを招き、さらには建物の資産価値にも影響を及ぼします。
大阪の分譲マンション現状
大阪市には約38万戸の分譲マンションがあり、築30年以上の物件が4割を占めます。今後もこうした物件は増加し、同時に給排水管の劣化も進みます。一般的に、マンション自体の寿命は約40年ですが、給排水管の寿命はわずか20年ほどです。このため、多くのマンションが見えない場所で老朽化が進んでいます。
FRPライニング工法とは?
P・C・Gテクニカが開発したFRPライニング工法は、給排水管の内側に新たなパイプを形成するものです。特許技術を使い、壁を壊さずに施工できることが特徴です。そのため、居住者にかかる心理的・物理的負担を大幅に軽減することが可能としています。その具体的なメリットには、次のようなものがあります。
- - 住民の退去不要:中間階への入室が必要ないため、工事期間中の居住が可能です。
- - 工期短縮:施工が迅速に行えるため、工事にかかる時間を大幅に削減できます。
- - 騒音や粉塵の削減:壁や床を壊さないので、工事中の騒音や粉塵が少なく居住者のストレスを軽減します。
- - 廃材削減:工事に伴う廃材が少なく、環境負荷を軽減します。
展示会におけるストア部
2025年10月30日から31日にインテックス大阪で開催される展示会では、こうしたFRPライニング工法の具体的な施工例や環境負荷削減効果を紹介します。デモンストレーションを通じて実際の工程を目の当たりにすることができ、管理組合が抱える課題に対する新しい答えを見つける機会となります。
代表取締役のコメント
代表の藤井要氏は、「大阪の高経年マンションは老朽化と居住者高齢化の二重苦を抱えている。弊社の技術は、コストを抑えながら配管の更新を可能にする」と語っています。マンション管理組合に向けて、具体的な費用シミュレーションや施工事例を提供し、直接質問も受け付けます。
株式会社P・C・Gテクニカの概要
1964年に設立され、給排水管の更生工事を手掛けています。SDGsの理念に賛同し、持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいる企業です。これからも管理組合の皆様とともに、安心して住み続けられる住環境を提供していきます。