ミュージカル「東京リベンジャーズ」ライブ『リベミュ祭』開幕
ついに、ミュージカル「東京リベンジャーズ」シリーズの新作公演、『リベミュ祭 東卍ROCK百花東卍の乱』が、10月31日に東京・日本青年館にて開幕しました。本記事では、その模様を詳しくレポートいたします。
人気原作のヒット舞台
「週刊少年マガジン」にて連載されていた和久井健の大人気漫画『東京卍リベンジャーズ』を原作とするこのミュージカルシリーズは、2021年から始まり、数々のファンを魅了してきました。2023年には、8・3抗争を描いた作品が上演され、2025年には血のハロウィン編を予定しています。今回は、ミュージカルとして作品の核心である“リベンジ”のテーマを新たに、お祭りをモチーフにした形で表現しています。
輝くキャストとスタッフ
本公演には、演出の三浦香や脚本・作詞の赤澤ムックが再び集結し、主演の花垣武道役を演じる竹中凌平をはじめ、佐野万次郎役の北村諒、龍宮寺堅役の井阪郁巳、橘直人役の佐藤信長など、おなじみのキャストが揃いました。彼らの熱いパフォーマンスが、観客を一瞬にして新たな世界へと引き込んでいきます。
フェスティバル感満載のステージ
会場には、祭りの雰囲気が漂い、櫓(やぐら)が組まれた舞台からはお囃子の音が響きます。ライブの冒頭で、武道がマイキーからの初任務を任され、観客を巻き込んで盛り上がる“祭り”の魅力が全開です。約1時間50分にわたるノンストップなパフォーマンスは、観客を楽しませるための工夫がいっぱいです。
このライブは武道の夢の中で展開しており、彼は自身の任務を全うしようと全力で奮闘します。その姿勢は、観客にもそのエネルギーが伝わるように描かれています。
魅力的な音楽とパフォーマンス
本作では約30曲が披露され、各曲はライブ用にアレンジされていて、特に印象に残るのはポップナンバー「俺たち溝中五人衆」や「はじまりの風」です。これにより、祭りの楽しさが倍増し、会場全体が一体感に包まれます。歌唱力やパフォーマンスも素晴らしく、観客は笑顔で楽しむ場面が多く見受けられました。
キャラクターたちの新たな一面
夢の中での物語という設定上、中学生である武道と大人の橘直人の交流によるの新しい展開が加わります。本編では実現しないキャラクター同士の絡みが表現され、観客は新たな楽しみ方を楽しむことができます。また、SNSでの注目を集めた「Dominate You」のライブバージョンも圧巻で、観客の笑いを誘いました。
ゲストやサプライズも盛りだくさん
本作にはリベミュとリベステの両方からゲストキャラクターが登場し、多彩な魅力を引き出します。東京公演では特定の日にキャストのサプライズが用意されており、各回ごとに異なる組み合わせや演出が楽しめます。
期待のラスト
ライブのフィナーレでは、カーテンコール曲「Hard road Rock!」が響き渡ります。キャストが観客と触れ合いながら、盛り上がりを見せる中で、全員がひとつになり、約1時間50分の公演が締めくくられます。
このように、レイブミュ祭は“運命に抗う少年たちの物語”を、今までにない形で盛り上げる新しい試みです。竹中凌平が語ったように、リベミュと祭りの相性は抜群で、観客全員がこの特別な空間を純粋に楽しめること間違いなしです。会場だけでなく、配信でもこの熱気を体感する機会を逃さないでください。期待以上の体験をお楽しみに!