熊本県荒尾市が全く新しい育児支援を提供
2025年10月、熊本県荒尾市において、母子手帳アプリ「mila-e(ミライー)おやこ手帳」とオンライン予約サービス「mila-e 予約」が導入されることが発表されました。このサービスは、子育て家庭がより便利にそして円滑に子育て支援を受けられることを目指しています。
導入背景
荒尾市は、妊娠期から子育て期にかけて、切れ目のない支援を実現するために新しいサービスを採用しました。ミラボは、母子保健衛生費国庫補助金を活用し「mila-e おやこ手帳」と「mila-e 予約」の2つのサービスを実装。これにより、母子健康手帳情報が一元管理されると同時に、オンラインでの手続きが可能になります。
アプリの特長
「mila-e おやこ手帳」には、様々な機能が搭載されています。利用者は、荒尾市からのお知らせをタイムリーに受け取ることができるプッシュ通知機能や、予防接種を管理するAIスケジューラー、成長記録を記入できる電子母子健康手帳機能などを利用可能です。
また、アプリは以下からダウンロードできます:
- - App Store
- - Google Play
- - ブラウザ版
オンライン予約が容易に
オンライン予約サービス「mila-e 予約」では、母子健康手帳の交付から育児相談、さらにはさまざまな健診の予約を手軽に行うことができます。利用者は仮アカウントを通じてログインし、必要事項を入力することで、面倒な電話予約の手間を省くことができます。これにより、子育て家庭の負担軽減が期待されています。
妊娠期からのフォローアップ
今後、荒尾市では産婦人科で配布される妊娠届出書にこのアプリの利用方法が明記され、特に新たに妊娠を考えている保護者がよりスムーズに行政サービスにアクセスできる流れが作られます。これにより、書面での手続きや電話での予約の手間が軽減され、急な情報提供が求められる場面でも安心です。
将来の展望
さらに、2026年2月には1歳6か月児健診、2歳児歯科健診、3歳児健診について、デジタル問診票サービスが導入される予定です。これにより、健診関連の手続きもデジタル化され、保護者にとってストレスの少ない育児環境が提供されることになります。
会社情報
株式会社ミラボは、東京都千代田区に本社を置き、主に電子申請サービスや母子保健、福祉に関するDXサービスを展開しています。これまでに400余りの自治体に対してデジタル化支援を行い、社会に貢献しています。ミラボの公式サイトでは、詳細なサービス情報を確認できます。